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田子山遺跡第160地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130155
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130155
引用表記 埼玉県志木市教育委員会 2020 『志木市の文化財77:田子山遺跡第160地点』埼玉県志木市教育委員会
埼玉県志木市教育委員会 2020 『田子山遺跡第160地点』志木市の文化財77
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書名 田子山遺跡第160地点
発行(管理)機関 志木市 - 埼玉県
書名かな たごやまいせきだい160ちてん 
副書名 埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 志木市の文化財
シリーズ番号 77
編著者名
編集機関
埼玉県志木市教育委員会
発行機関
埼玉県志木市教育委員会
発行年月日 20201225
作成機関ID 11228
郵便番号 3530002
電話番号 0484731111
住所 埼玉県志木市中宗岡1丁目1番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 田子山遺跡(第160地点)
遺跡名かな たごやまいせき
本内順位
遺跡所在地 志木市本町2丁目1700番地1号
所在地ふりがな しきしほんちょう
市町村コード 11228
遺跡番号 09-010
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354956
東経(世界測地系)度分秒 1393455
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.832222 139.581944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190507-20190903
調査面積(㎡)
1315.05
調査原因 校舎等建替え工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
土坑19
炉穴1
ピット1
主な遺物
縄文土器
特記事項
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
住居跡4
ピット1
主な遺物
弥生土器
石器
鉄製品
特記事項
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
住居跡3
ピット10
主な遺物
土師器
須恵器
土製品
石製品
鉄製品
炭化種子
特記事項 古墳時代後期の住居跡からは畿内系暗文坏、湖西産須恵器、在地系土師器など多様な遺物が出土し、人為的な埋め戻しによる特異な埋没状況を示す住居跡も検出した。
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
住居跡6
掘立柱建築遺構1
土坑43
溝跡2
ピット54
主な遺物
土師器
須恵器
陶器
鉄製品
製錬滓
特記事項 平安時代の住居跡からは、市内で初めて「常陸型」又は「常総型」の甕が出土し、大形の製錬滓が出土した住居跡も検出した。
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝跡1
土坑1
ピット1
主な遺物
なし
特記事項
要約  田子山遺跡は志木市本町2丁目を中心に広がる遺跡で、柳瀬川と新河岸川の合流点からやや下流の右岸に所在する。これまでの発掘調査により縄文時代~近世・近代にかけての複合遺跡であることが判明している。
 今回報告する第160地点からは、縄文時代の土坑19基や炉穴1基、弥生時代後期の住居跡4軒、古墳時代後期の住居跡3軒、奈良・平安時代の住居跡6軒、掘立建物建築遺構1棟、溝跡2本などが検出された。特に古墳時代後期の7世紀末葉から8世紀初頭の76・86・88号住居跡からは畿内系暗文土器・湖西産須恵器・比企型坏・続比企型坏・在地系土師器・炭化種子などの多様且つ多量の遺物、平安時代の9世紀後葉から10世紀中葉の81号住居跡・14号溝からは市内で初の「常陸系」または「常総系」の甕などが出土した。

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