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新井堀の内遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129405
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.129405
引用表記 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書464:新井堀の内遺跡』公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『新井堀の内遺跡』埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書464
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書名 新井堀の内遺跡
発行(管理)機関 (公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団 - 埼玉県
書名かな あらいほりのうちいせき
副書名 総合交付金(改築)工事(蓮田杉戸線)埋蔵文化財発掘調査報告
巻次
シリーズ名 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
シリーズ番号 464
編著者名
編集機関
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行年月日 20200323
作成機関ID
郵便番号 3690108
電話番号 0493393955
住所 埼玉県蓮田市黒浜1177番地他
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 新井堀の内遺跡
遺跡名かな あらいほりのうちいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県蓮田市黒浜1177番地他
所在地ふりがな さいたまけんはすだしくろはま1177ばんちほか
市町村コード 11282
遺跡番号 127
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355915
東経(世界測地系)度分秒 1394009
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.9875 139.669166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20171001-20180209
調査面積(㎡)
1835
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
城館
時代
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
住居跡
土壙
掘立柱建物跡
ピット
井戸跡
埋蔵銭
埋蔵銭関連土壙
地下式坑
堀跡
溝跡
ピット
主な遺物
土器
石器
石製品
陶磁器
在地産土器
銭貨
石製品
鉄製品
鉄滓
特記事項 中世では、埋蔵銭と考えらえる遺構が4基検出された。そのうち1基からは、銭貨が入った容器が埋設された当時のままで見つかった。容器には緑泥片岩製の蓋が置かれ、口縁には木簡が掛かった状態で検出された。館の西側を区画したと考えられる堀跡が2条平行して検出された。
要約  新井堀の内遺跡は大宮台地の東部に立地し、元荒川左岸の黒浜・白岡支台に位置している。調査では縄文時代の集落跡、中世の館跡が発見された。
 縄文時代では前期前葉関山式期の住居跡1軒、中期後半加曽利E式期の住居跡5軒が検出された。
 中世では館の西側を区画する幅6m、深さ2mに及ぶ堀跡が2条平行して検出された。堀の東側に館跡があったと推定され、掘立柱建物跡、多数の柱穴と考えられるピット、井戸跡、地下式坑などが検出された。また、埋蔵銭を埋めたと考えられる遺構が4基検出され、そのうち第3号埋蔵銭からは埋設された当時の状態で埋蔵銭が発見された。
 出土した中世の遺物の時期は、15 世紀から16 世紀後半で遺構の時期も同様であると考えられる。埋蔵銭の時期については、出土した銭貨や容器として使用された甕から、15 世紀代と考えられる。
 近世の遺構は、堀跡と重複して溝跡が1条検出され、調査区東端からは、ムロ状の大型の土壙が検出された。

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