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稲荷台遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129385
引用表記 公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書459:稲荷台遺跡』公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『稲荷台遺跡』埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書459
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=聖|last=福田|first2=靖|last2=山本|title=稲荷台遺跡|origdate=2020-01-28|date=2020-01-28|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/129385|location=埼玉県熊谷市船木台4丁目4番地1|ncid=BB30911573|series=埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書|volume=459}} 閉じる
ファイル
書名 稲荷台遺跡
発行(管理)機関 (公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団 - 埼玉県
書名かな いなりだいいせき
副書名 さいたま築堤事業関係埋蔵文化財発掘調査報告
巻次 4
シリーズ名 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
シリーズ番号 459
編著者名
編集機関
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行年月日 20200128
作成機関ID
郵便番号 3690108
電話番号 0493393955
住所 埼玉県熊谷市船木台4丁目4番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 稲荷台遺跡
遺跡名かな いなりだいいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県上尾市西貝塚字稲荷台耕地169-1
所在地ふりがな さいたまけんあげおしにしかいづかあざいなりだいこうち169-1
市町村コード 11219
遺跡番号 066
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355614
東経(世界測地系)度分秒 1393306
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.937222 139.551666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140701-20150331
20150401-20150930
20180201-20180331
20180401-20180531
調査面積(㎡)
10293
調査原因 堤防建設
遺跡概要
種別
集落
時代
旧石器
縄文
古墳
江戸
主な遺構
石器集中
礫群
住居跡
炉穴
土壙
埋甕
遺物包含層
ピット
掘立柱建物跡
焼成遺構
地下式壙
井戸跡
柵列跡
溝跡
ピット
主な遺物
旧石器
縄文土器
石器
土師器
陶器
磁器
石製品
鉄製品
土偶
土製品
特記事項 旧石器時代後期の石器集中と礫群が検出された。
縄文時代早期の地点貝塚が検出された。
縄文時代終末期の土偶が出土した。
包含層から大量の縄文土器、土師器が出土した。
近世の屋敷跡の区画溝が検出され、多数の焼成土壙が検出された。
要約 稲荷台遺跡は、荒川に面する大宮台地の西縁に立地する。第4~8次調査では、旧石器時代から近世に至る遺構、
遺物が検出された。旧石器時代では、後期の石器集中と礫群が検出された。縄文時代では、早期から中期の集落跡
が検出され、早期の地点貝塚が形成されていたことから、古入間湾の海進が上尾市近辺にまで及んでいたことが明
らかになった。谷に形成された縄文時代の包含層からは、ほとんど例のない晩期最終末の土偶が出土した。古墳時
代前期では、集落跡が検出され、合わせて検出された土壙墓は、台地上の薬師耕地前遺跡の方形周溝墓群と対にな
るものである。近世は屋敷の区画と考えられる溝跡が検出され、屋外炉である焼成遺構が多く検出された。

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