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栗橋宿本陣跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72531
引用表記 公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2019 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書451:栗橋宿本陣跡』公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2019 『栗橋宿本陣跡』埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書451
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ファイル
書名 栗橋宿本陣跡
発行(管理)機関 (公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団 - 埼玉県
書名かな くりはししゅくほんじんあと
副書名 首都圏氾濫区域堤防強化対策における埋蔵文化財発掘調査報告
巻次 1
シリーズ名 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
シリーズ番号 451
編著者名
編集機関
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行年月日 20190322
作成機関ID
郵便番号 3690108
電話番号 0493393955
住所 埼玉県熊谷市船木台4-4-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 栗橋宿本陣跡
遺跡名かな くりはししゅくほんじんあと
本内順位
遺跡所在地 埼玉県久喜市栗橋北二丁目3432-1他
所在地ふりがな さいたまけんくきしくりはしきたにちょうめ
市町村コード 112321
遺跡番号 007
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 360829
東経(世界測地系)度分秒 1394210
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.141388 139.702777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130401-20140331
20140401-20150331
20150401-20150731
調査面積(㎡)
16604
調査原因 堤防強化記録保存調査
遺跡概要
種別
その他
時代
江戸
主な遺構
建物跡
基礎上遺構
瓦敷遺構
埋設桶
埋設甕
井戸跡
杭列
木樋
竹樋
溝跡
柵列
焼土遺構
土壙
性格不明遺構
ピット
主な遺物
陶磁器
土製玩具
土製人形
木製品
金属製品
石製品
硝子製品(簪・笄)
骨製品(簪)
貝製品(貝杓子)
繊維製品
炭化紙本資料
特記事項 栗橋宿本陣跡及び隣接する町屋跡を調査した
要約  栗橋宿本陣跡は、利根川右岸に立地する日光道中の宿場「栗橋宿」の本陣跡を含む遺跡である。発掘調査は19世紀前半の遺構を中心とする第一面と、18 世紀以前の遺構を中心とする第二面で実施した。本書には本陣跡の南側に隣接する、町屋地区推定地における調査成果を集録する。
 調査の結果、第一面で町屋の敷地境と考えられる杭列、木樋、溝跡が検出されたが、第二面の調査では明確な敷地境は検出されなかった。19 世紀前半のいずれかの段階で、敷地境の施設が整備されたことが窺われる。敷地の境と江戸期の絵図は概ね対応しており、出土した墨書資料と絵図にみえる住人が一致した区画もある。
 本陣敷地付近では、広域にわたり火災処理に係る土壙が検出され、陶磁器・瓦類・炭化した繊維製品や紙本資料等の遺物が多量に出土した。また、本陣池田家の家紋「揚羽蝶」が付く鬼瓦も出土しており、本陣の建物も被災した可能性が高い。この火災は、史料にみえる文政5年(1822)の大火と推定され、栗橋宿本陣跡の変遷を考える上で定点となる遺構群と位置付けられる。
 遺物では、僅かなヨーロッパ産・中国産の陶器類に加え、組物を中心とする国産陶磁器が多く検出された。土器類では、江戸のものと異なる在地の製品がかなり認められた。瓦類には「荒木村」の刻書資料があり、今の行田市荒木からの供給が確認された。土壙を中心に出土した多種多様な一括遺物は、近世宿場町の実態を示す良好な資料群と位置付けることができる。

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