会橋久保経塚発掘調査報告書
URL | https://sitereports.nabunken.go.jp/36121 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DOI 二次元コード |
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
DOI | http://doi.org/10.24484/sitereports.36121 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
引用表記 | 公益財団法人とちぎ未来づくり財団 埋蔵文化財センター 2019 『高根沢町埋蔵文化財調査報告9:会橋久保経塚発掘調査報告書』高根沢町教育委員会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公益財団法人とちぎ未来づくり財団 埋蔵文化財センター 2019 『会橋久保経塚発掘調査報告書』高根沢町埋蔵文化財調査報告9 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book ... 開く
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファイル |
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書名 | 会橋久保経塚発掘調査報告書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行(管理)機関 | 高根沢町 - 栃木県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書名かな | かいばしくぼきょうづかはっくつちょうさほうこくしょ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
副書名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻次 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ名 | 高根沢町埋蔵文化財調査報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ番号 | 9 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編著者名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編集機関 |
公益財団法人とちぎ未来づくり財団 埋蔵文化財センター
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行機関 |
高根沢町教育委員会
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行年月日 | 20190314 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作成機関ID | 09386 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
郵便番号 | 3291225 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 0286753175 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 栃木県塩谷郡高根沢町大字石末1825番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
資料タイプ | Research Paper | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発掘調査報告 | 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所蔵大学(NCID) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
JP番号 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
他の電子リソース |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収論文 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収遺跡 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
要約 | 妙法蓮華経八巻二十八品と「南無阿弥陀佛」・菩提などに関する墨書が総数2,063個の川原石に書かれていた。このうち1,908個の墨書について文字が判読でき、経典の順に配置した。石に多くの文字を書写する多字一石経であり、誤字・脱字・重複書写などもあるが、筆跡と字形から一人で書写したと判断した。石経は逆方錐形に積み、土で固く被覆して塚を造っていた。塚には経碑があり、寛政5年(1793)に宝積寺村の念仏講と施主加藤氏が係わった書写事業であったことを伝える。 下野国内で江戸・明治時代の石経書写事業を示す経碑は県下で36基確認できた。江戸時代と目される一字一石経が9箇所程存在し、石経書写が盛んであったことが確認された。碑文により、書写事業は富裕者個人や寺住僧が行う場合が多く、地域の有志による場合、陸奥や豊後の遠方のものが願主であった場合も確認できた。また、日光の山内周辺では石経書写供養が盛んに行われ、寺社による霊地であったことが考えられる。一方、村の書写事業も各地で行われ、江戸時代に安楽・安全や功徳を求める法華経信仰が盛んであったことが明らかになった。 |