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あがた駅南遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/86683
引用表記 公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター 2020 『栃木県埋蔵文化財調査報告396:あがた駅南遺跡』栃木県教育委員会他
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター 2020 『あがた駅南遺跡』栃木県埋蔵文化財調査報告396
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=英|last=江原|first2=隆|last2=谷中|title=あがた駅南遺跡|origdate=2020-03-30|date=2020-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/86683|location=栃木県下野市紫474|ncid=BC04056821|ncid=BC04057041|series=栃木県埋蔵文化財調査報告|volume=396}} 閉じる
ファイル
書名 あがた駅南遺跡
発行(管理)機関 (公財)とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター - 栃木県
書名かな あがたえきみなみいせき
副書名 足利市あがた駅南地区用地造成事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次 第1分冊/第2分冊
シリーズ名 栃木県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 396
編著者名
編集機関
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
発行機関
栃木県教育委員会
公益財団法人とちぎ未来づくり財団
発行年月日 20200330
作成機関ID 09000
郵便番号 3290418
電話番号 0285448441
住所 栃木県下野市紫474
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
第1分冊・第2分冊
所収論文
所収遺跡
遺跡名 あがた駅南遺跡 西地区
遺跡名かな あがたえきみなみいせき
本内順位 1
遺跡所在地 栃木県足利市県町地内
所在地ふりがな とちぎけんあしかがしあがたまちちない
市町村コード 09202
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 361722
東経(世界測地系)度分秒 1392817
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.289444 139.471388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160901-20180331
調査面積(㎡)
10600
調査原因 栃木県が実施する足利市あがた駅南地区用地造成事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
住居跡15
埋設土器遺構9
配石遺構4
土坑64
性格不明遺構11
ピット138
主な遺物
縄紋土器
土製品
石器
石製品
特記事項 縄紋時代後晩期の集落として住居跡は少ないものの、多量の遺物が出土した
遺跡名 あがた駅南遺跡 東地区
遺跡名かな あがたえきみなみいせき
本内順位 2
遺跡所在地 栃木県足利市県町地内
所在地ふりがな とちぎけんあしかがしあがたまちちない
市町村コード 09202
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 361711
東経(世界測地系)度分秒 1392827
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.286388 139.474166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160901-20180331
調査面積(㎡)
31200
調査原因 栃木県が実施する足利市あがた駅南地区用地造成事業
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡78
掘立柱建物跡1
井戸1
溝15
土坑13
性格不明遺構126
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
特記事項 古墳時代では前期~中期の住居跡群とともに井戸、溝、掘立柱建物跡があり、水に関わる祭祀施設を持つ集落と考えられる。
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居跡18
井戸1
溝7
土坑6
性格不明遺構3
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 奈良時代にはわずかな住居跡のみで、平安時代には住居跡群とともに墓域が形成され、遺構群の南北に幅広の溝が掘られる。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
溝2
土坑1
性格不明遺構1
主な遺物
陶磁器
特記事項 中世には土抗群とそれを区画する溝があった可能性がある
種別
集落
時代
不明
主な遺構
井戸5
溝5
土坑53
性格不明遺構2
ピット6
主な遺物
特記事項
要約  縄紋時代後晩期の集落跡を中心とする西地区と、古墳時代~古代の集落跡を中心とする東地区に分かれる。いずれも沖積低地内の微高地に占地している。縄紋時代後晩期の集落跡では、遺構数は少ないものの、調査区ほぼ全域に遺物包含層が形成されており、ここから収納箱1200箱と多量の遺物が出土している。とりわけ、耳飾りや土版・岩版などの出土数量及び形態や文様の種類は、この地域・遺跡の特徴を示している。
 東地区では古墳時代前期〜中期と古代を主体に中世、近世の遺構・遺物を確認した。古墳時代では前期~中期の住居跡群とともに井戸、溝、掘立柱建物跡があり、水に関わる祭祀施設を持つ集落と考えられる。奈良時代にはわずかな住居跡のみで、平安時代には住居跡群とともに墓域が形成され、遺構群の南北に幅広の溝が掘られる。中世には土抗群とそれを区画する溝があった可能性がある。

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