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馬立原遺跡・馬立原西遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27722
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.27722
引用表記 (公財)茨城県教育財団  2015 『茨城県教育財団文化財調査報告402:馬立原遺跡・馬立原西遺跡』(公財)茨城県教育財団 
(公財)茨城県教育財団  2015 『馬立原遺跡・馬立原西遺跡』茨城県教育財団文化財調査報告402
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ファイル
書名 馬立原遺跡・馬立原西遺跡
発行(管理)機関 (公財)茨城県教育財団 - 茨城県
書名かな またてはらいせき・またてはらにしいせき
副書名 国道354号岩井バイパス事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 402
編著者名
編集機関
(公財)茨城県教育財団 
発行機関
(公財)茨城県教育財団 
発行年月日 20150316
作成機関ID 08000
郵便番号 310-0911
電話番号 029-225-6587
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2茨城県水戸生涯学習センター分館内
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 馬立原遺跡
遺跡名かな またてはらいせき
本内順位
遺跡所在地 茨城県坂東市大字馬立字原674-1番地ほか
所在地ふりがな いばらきけんばんどうしおおあざまたてあざはら674-1ばんちほか
市町村コード 08218
遺跡番号 224
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 360345
東経(世界測地系)度分秒 1395359
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.0625 139.899722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110101-20110630
20130601-20130731
調査面積(㎡)
9212
5024
調査原因 国道354号岩井バイパス事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点1点
主な遺物
剥片
特記事項
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物跡1棟
陥し穴1基
主な遺物
縄文土器(深鉢)
特記事項
種別
集落
製鉄
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴建物跡9棟 
土坑1基
主な遺物
土師器(坏・甕)
須恵器(坏・高台付坏・蓋・長頸瓶・鉢・甕・甑)
土製品(土玉・支脚・紡錘車)
石器(磨石・敲石・砥石・台石・紡錘車)
鉄製品(手鎌・鏨)
特記事項
種別
集落
製鉄
時代
江戸
主な遺構
掘立柱建物跡5棟
井戸跡5基
道路跡1条
溝跡2条
粘土貼土坑1基
土坑1基
主な遺物
土師質土器(小皿・焙烙)
陶器(碗・皿・鉢・擂鉢・香炉)
磁器(碗)
石器(砥石)
鉄製品(刀子)
銅製品(煙管・弥勒仏立像)
銭貨(寛永通寳)/
特記事項
種別
集落
時代
不明
主な遺構
土坑379基
炉跡1基
溝跡30条
柱穴列5条
ピット群1か所
主な遺物
特記事項
要約 [馬立原遺跡 要約]
馬立原遺跡は,旧石器時代から江戸時代にかけて断続的に土地利用された遺跡であることが判明した。特に奈良時代には本格的な集落が形成され,竪穴建物跡からは複数の産地が異なる須恵器が出土した。江戸時代には居住目的の建物や倉庫と考えられる掘立柱建物跡とともに井戸跡を確認したことから,屋敷地として利用されたと考えられる。また,調査区東部で確認した区画溝からは,土師質土器や陶磁器とともに,室町時代に製作された小銅仏(弥勒仏立像)が出土し,中世以降,当地に弥勒信仰が浸透していたことが伺える。

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