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母畑地区遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23511
引用表記 福島県文化センター(遺跡調査課) 1982 『福島県文化財調査報告書107:母畑地区遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化センター(遺跡調査課) 1982 『母畑地区遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書107
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ファイル
書名 母畑地区遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ぼばたちくいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 国営総合農地開発事業 / 早稲田古墳群
巻次 9
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 107
編著者名
編集機関
福島県文化センター(遺跡調査課)
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化センター
発行年月日 19820331
作成機関ID
郵便番号 960-8688
電話番号 024-521-1111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 文献から見た中・近世の早稲田古墳群周辺
英語タイトル
著者
大河 峯夫
ページ範囲 166 - 169
NAID
都道府県 福島県
時代 中世(細分不明) 近世(細分不明)
文化財種別
史跡・遺跡種別 古墳
遺物(材質分類)
学問種別 文献史学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 早稲田古墳群
遺跡名かな わせだこふんぐん
本内順位
遺跡所在地 福島県須賀川市大字下小山田字早稲田
所在地ふりがな ふくしまけんすかがわしおおあざしもおやまだあざわせだ
市町村コード 07207
遺跡番号 00269
北緯(日本測地系)度分秒 371654
東経(日本測地系)度分秒 1402451
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.2847 140.4108
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810518-19811204
調査面積(㎡)
調査原因 母畑地区開発事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
時代
縄文
主な遺構
土坑1
遺物包含層
主な遺物
縄文土器
剥片
石棒
特記事項 石室内の副葬品は、撹乱を受けた状態で見つかったものがほとんどだが、15号墳では、原位置を保って鉄刀2振りが出土した。 86号土坑は、古墳時代の土壙墓と考えられ、底面から歯冠・琥珀製棗玉・土製丸玉が出土した。
種別
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器
特記事項 118号土坑では、鉄製鍋が人骨頭部に被せられていた。
種別
時代
古墳
主な遺構
古墳19
土坑1
主な遺物
縄文土器
土師器
須恵器
陶器
土製丸玉
水晶製切子玉
琥珀製棗玉
碧玉製小玉
ガラス製小玉
鉄製鏃
鉄刀
刀子
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑303
溝跡6
主な遺物
土師器
灯明皿
陶磁器
ガラス製数珠玉
真珠丸玉
馬具
刀子
鉄製鍋
鉄製釘
煙管
古銭
漆塗椀
人骨
特記事項
種別
時代
不明
主な遺構
溝跡4
井戸跡1
ピット群
主な遺物
特記事項
要約 [早稲田古墳群 要約]
本遺跡は、阿武隈川東岸に形成された自然堤防上に立地する、縄文時代〜古墳時代、中世・近世の複合遺跡である。このうち、遺跡の主体を占めるのは、古墳時代と中・近世に営まれた墓跡である。古墳時代は、円墳を中心とした後期の群集墳が19基確認された。古墳はいずれも後世の開削を受け、墳丘・埋葬施設の大部分が失われていたが、4基で横穴式石室の基底部が検出された。古墳の周溝から出土した土師器には、一般集落でほとんど出土しない粗製の平底杯が多数含まれていた。  中世・近世は、一般民衆の共同墓地とみられる土壙墓303基が集中して確認された。遺物が出土した土壙墓は少ないが、古銭や煙管などが見つかった。古銭は計119枚出土し、そのうちの約4割を占める寛永通宝は、各土坑から出土する枚数はほとんどが6枚で六道銭の風習が看取される。  

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