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阿武隈川上流河川改修事業高木地区遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/86482
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.86482
引用表記 公益財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部 2019 『福島県文化財調査報告書531:阿武隈川上流河川改修事業高木地区遺跡調査報告』福島県教育委員会他
公益財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部 2019 『阿武隈川上流河川改修事業高木地区遺跡調査報告』福島県文化財調査報告書531
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書名 阿武隈川上流河川改修事業高木地区遺跡調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな あぶくまがわじょうりゅうかせんかいしゅうじぎょうたかぎちくいせきちょうさほうこく
副書名 高木遺跡
巻次
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 531
編著者名
編集機関
公益財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興財団
国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所
発行年月日 20190311
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町 2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 高木遺跡
遺跡名かな たかぎいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県須賀川市浜尾字高木
所在地ふりがな ふくしまけんすかがわしはまおあざたかぎ
市町村コード 07207
遺跡番号 00184
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 371739
東経(世界測地系)度分秒 1402407
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.294166 140.401944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150512-20160226
20160418-20170131
20170418-20180129
調査面積(㎡)
36000
調査原因 河川改修(浜尾遊水地整備)に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
田畑
祭祀
時代
弥生
古墳
奈良
平安
中世(細分不明)
主な遺構
住居跡
建物跡
柱列跡
畑跡
方形区画遺構
溝跡
祭祀遺構
土器集中地点
土坑
土器埋設遺構
焼土遺構
遺物包含層
洪水
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
赤焼土器
中世陶器
土製品
土製模造品
石製品
石製模造品
石器
銭貨
鉄製品
繊維圧痕のある紡錘車
特記事項 阿武隈川の河畔に立地する、弥生時代終末期、古墳時代前期、同後期、奈良・平安時代、中世の遺跡で、洪水の被害をたびたび被っていた。
要約 弥生時代終末期 
住居跡 34 軒などからなる集落跡が確認された。住居跡は重複が多く、同時に併存したものは数軒程度と考えられる。

古墳時代前期
112 軒の住居跡などからなる大規模な集落跡である。出土土器から前期前葉に位置づけられる。
住居跡の他、畑跡、土坑、土器埋設遺構、遺物包含層が検出された。甕の約半数を台付甕が占める点が特記される。

古墳時代後期
28 軒の住居跡などからなる集落跡である。住居跡の他、畑跡、溝跡、土坑、祭祀遺構が検出された。
土器はいずれも舞台式の新しい段階のものである。出土土器に会津や関東からの外来の土器が含まれる。

奈良・平安時代
奈良時代は住居跡8軒、建物跡7棟、平安時代は住居跡 47 軒、建物跡8棟からなる集落跡が確認され、奈良時代から平安時代へ継続して営まれた集落であったことが判明した。
住居跡と建物跡の他、畑跡、土坑、柱列跡が確認された。

中  世
建物跡 21 棟、柱列跡、井戸跡を含む土坑、大型の方形区画遺構、畑跡が検出された。
建物跡は3つの群を構成する。方形区画遺構は宗教施設と考えられる。

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