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発行機関一覧 (都道府県別) > 福島県 > 福島県教育委員会 > 県道小野富岡線関連遺跡発掘調査報告

県道小野富岡線関連遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131666
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131666
引用表記 福島県文化振興事業団遺跡調査部 2023 『福島県文化財調査報告書557:県道小野富岡線関連遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興事業団遺跡調査部 2023 『県道小野富岡線関連遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書557
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書名 県道小野富岡線関連遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな けんどうおのとみおかせんかんれんいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 日南郷遺跡(2次調査) ; 高津戸館跡
巻次
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 557
編著者名
編集機関
福島県文化振興事業団遺跡調査部
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興事業団
福島県土木部
発行年月日 20230310
作成機関ID 070009
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 日南郷遺跡(2次調査)
遺跡名かな ひなごういせき
本内順位 1
遺跡所在地 福島県双葉郡富岡町大字上手岡字後田
所在地ふりがな ふくしまけんふたばぐんとみおかまちおおあざかみておかあざうしろだ
市町村コード 07543
遺跡番号 54
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 372213
東経(世界測地系)度分秒 1405817
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.370277 140.971388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210510-20210803
調査面積(㎡)
2100
調査原因 道路整備(県道小野富岡線)に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡
溝跡
土坑
小穴
主な遺物
土師器
特記事項 古墳時代中期後半~後期前葉の竪穴住居跡を5軒検出した。そのうちの3軒には、カマドの対辺に馬蹄型盛土が施されていた。
遺跡名 高津戸館跡
遺跡名かな たかつどたてあと
本内順位 2
遺跡所在地 福島県双葉郡富岡町大字上手岡字高津戸
所在地ふりがな ふくしまけんふたばぐんとみおかまちおおあざかみておかあざたかつど
市町村コード 07543
遺跡番号 3
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 372215
東経(世界測地系)度分秒 1405823
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.370833 140.973055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210715-20211117
調査面積(㎡)
1300
調査原因 道路整備(小野富岡線)に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
城館
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土塁
溝跡
主な遺物
特記事項 中世末の可能性がある箱薬研の堀と土塁を検出した。堀・土塁はセット関係にあり、土塁断面から堀掘削土を利用した様子が観察された。
要約  日南郷遺跡は、夜ノ森台地と呼ばれる河岸段丘面上に立地する遺跡である。今回、発掘調査を実施した2次調査区は、遺跡北東部にあたる。馬蹄型盛土が施された3軒の竪穴住居跡は、近接した位置関係にあり、また主軸方向も揃っている。張り出しではないが、馬蹄型盛土の内部に貯蔵穴を伴うものも認められた。張り出し貯蔵穴及び類似貯蔵穴の性格については、新興集落等の関連性が指摘されており、このことから、当該集落についても新地開発で入植した人々の居住場であった可能性がある。
 高津戸館跡は、阿武隈高地東縁の富岡丘陵に立地する遺跡である、今回、発掘調査を実施した箇所は、遺跡南西部で、東西に延びる土塁・堀が現況で確認できる一面である。堀の両岸に掘削土をかき揚げて土塁としている。北側の土塁の方が高いことから、南方を意識した防御施設の可能性がある。高津戸館跡の周辺は、中世において相馬氏領と岩城氏領の境界付近であり、緊張関係にあった箇所である。

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