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県道落合浪江線関連遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131663
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131663
引用表記 福島県文化振興財団遺跡調査部 2023 『福島県文化財調査報告書558:県道落合浪江線関連遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興財団遺跡調査部 2023 『県道落合浪江線関連遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書558
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書名 県道落合浪江線関連遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな けんどうおちあいなみえせんかんれんいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 丈六横穴墓群・丈六古墳群
巻次 1
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 558
編著者名
編集機関
福島県文化振興財団遺跡調査部
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興財団
福島県土木部
発行年月日 20230310
作成機関ID 070009
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 丈六横穴墓群・丈六古墳群
遺跡名かな じょうろくよこあなぼぐん・じょうろくこふんぐん
本内順位
遺跡所在地 福島県双葉郡浪江町大字高瀬字丈六
所在地ふりがな ふくしまけんふたばぐんなみえまちおおあざたかせあざじょうろく
市町村コード 07547
遺跡番号 102・41
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 372815
東経(世界測地系)度分秒 1405950
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.470833 140.997222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210913-20211210
20220425-20220617
調査面積(㎡)
750
250
調査原因 県道落合浪江線整備事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
横穴
時代
弥生
古墳
主な遺構
横穴墓
古墳
溝跡
土坑
主な遺物
弥生土器
土師器
石製品
特記事項 調査の結果、横穴墓群に伴う後背墳丘と、横穴墓群への通路が検出され、県内での類例を見いだすことができる。特に後背墳丘は浪江町と双葉町に集中しており、横穴墓群と官衙遺跡との関連を指摘する論考もあることから、標葉郡成立期の様相として注目される。
要約 丈六横穴墓群・丈六古墳群は、高瀬川南岸の独立丘陵上に所在する。現在、丘陵には丈六公園があり、市民の憩いの場になっている。丘陵尾根部に古墳群、尾根東端の県道に沿った斜面に横穴墓群が分布しており、古墳群は3つある尾根筋にそれぞれ数基がまとまっている。
 今回の調査は、県道落合浪江線沿いの丘陵東端部を対象として、新規発見の横穴墓2基の発掘調査を行った。新規発見の横穴墓のうち、5号横穴墓は玄室が残されており、床面から勾玉1点が出土した。6号横穴は「つくりかけ」の横穴墓と考えられる。この他、後背墳丘とみられる15号墳や横穴墓を結ぶ通路とみられる1号溝跡も検出された。遺構の重複関係から、横穴墓と同時に機能していたと考えられる。

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