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谷原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62187
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.62187
引用表記 山元町教育委員会 2016 『山元町文化財調査報告書12:谷原遺跡』山元町教育委員会
山元町教育委員会 2016 『谷原遺跡』山元町文化財調査報告書12
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書名 谷原遺跡
発行(管理)機関 山元町 - 宮城県
書名かな たにはらいせき
副書名 町道24号山下山寺線道路改良工事に係る発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 山元町文化財調査報告書
シリーズ番号 12
編著者名
編集機関
山元町教育委員会
発行機関
山元町教育委員会
発行年月日 20160531
作成機関ID 04362
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 谷原遺跡
遺跡名かな たにはらいせき
本内順位
遺跡所在地 宮城県亘理郡山元町山寺字谷原
所在地ふりがな みやぎけんわたりぐんやまもとちょうやまでらあざたにはら
市町村コード 04362
遺跡番号 14067
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375805
東経(世界測地系)度分秒 1405206
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.968055 140.868333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20081021-20081218
調査面積(㎡)
1885
調査原因 町道24号山下山寺線道路改良工事
遺跡概要
種別
集落
時代
平安
主な遺構
掘立柱建物跡
溝跡
土坑
焼成遺構
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 掘立柱建物跡5棟
(SB1~5)
溝跡2条
(SD1・2)
焼成遺構1基
(SX3)
遺物包含層
(基本層Ⅴ層)
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
土坑
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項 土坑5基(SK4・8・13~15)
遺物包含層
(基本層Ⅶ層)
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡
その他ピット
主な遺物
中世陶器
特記事項 掘立柱建物跡1棟(SB6)
ピット多数
種別
時代
不明
主な遺構
土坑
溝跡
焼成遺構
主な遺物
縄文土器
石器
土師器
須恵器
特記事項 *縄文時代以降
土坑3基
(SK6・7・16)
焼成遺構1基
(SX1)
*平安時代以降
溝跡1条(SD3)
土坑7基
(SK1~3・5・9・10・12)
焼成遺構1基
(SX2)
*時期不明
土坑1基(SK11)
要約  谷原遺跡は、宮城県亘理郡山元町山寺字谷原に所在し、山元町役場の北北西約1.0kmに位置する。遺跡は、阿武隈山地から東に延びる丘陵東側の谷原川と山寺川に挟まれた標高17~20mの中低段丘上段に立地する。遺跡の範囲は、東西220m、南北140mほどの広がりをもち、遺跡の時期は縄文時代~中世にわたる。 
 今回の調査(1次調査)で検出した遺構は、掘立柱建物跡6棟、溝跡3条、土坑16基、焼成遺構3基、柱穴・ピット167個(掘立柱建物跡を構成する柱穴も含む)である。これらの遺構からは、縄文土器、土師器(非ロクロ成形・ロクロ成形)、須恵器、中世陶器、鉄滓、鉄製品、石器が出土した。
 縄文時代の遺構には、土坑5基(SK4・8・13~15)・遺物包含層(基本層Ⅶ層)がある。これらの遺構はB区東半に分布しており、出土遺物の特徴から、概ね縄文時代後期初頭前後のものとみられる。
 平安時代の遺構には、掘立柱建物跡5棟(SB1~5)、溝跡2条(SD1・2)、焼成遺構1基(SX3)、遺物包含層(基本層Ⅴ層)がある。掘立柱建物跡と溝跡は調査区西側(A区)、焼成遺構・遺物包含層は東端(B区東端)に分布しており、出土遺物の特徴から、概ね平安時代前半のものとみられる。
 中世の遺構には、掘立柱建物跡1棟(SB6)、その他の柱穴・ピット多数がある。
 この他、時期不明の遺構が多数残されているが、これらの多くは縄文時代・平安時代・中世のいずれかの時期に属する可能性が考えられる。

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