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発行機関一覧 (都道府県別) > 宮城県 > 岩沼市 > 熊野遺跡第1・2次発掘調査報告書

熊野遺跡第1・2次発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91794
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91794
引用表記 岩沼市教育委員会 2019 『宮城県岩沼市文化財調査報告書23:熊野遺跡第1・2次発掘調査報告書』岩沼市教育委員会
岩沼市教育委員会 2019 『熊野遺跡第1・2次発掘調査報告書』宮城県岩沼市文化財調査報告書23
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書名 熊野遺跡第1・2次発掘調査報告書
発行(管理)機関 岩沼市 - 宮城県
書名かな くまのいせきだいいち・にじはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 宮城県岩沼市文化財調査報告書
シリーズ番号 23
編著者名
編集機関
岩沼市教育委員会
発行機関
岩沼市教育委員会
発行年月日 20191130
作成機関ID 04211
郵便番号 9892480
電話番号 0223221111
住所 宮城県岩沼市桜一丁目6番 20号 
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 熊野遺跡
遺跡名かな くまのいせき
本内順位
遺跡所在地 岩沼市三色吉字熊野水神ほか
所在地ふりがな いわぬましみいろよしあざくまのすいじんほか
市町村コード 04211
遺跡番号 15015
北緯(日本測地系)度分秒 380714
東経(日本測地系)度分秒 1405044
北緯(世界測地系)度分秒 380713
東経(世界測地系)度分秒 1405043
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.120277 140.845277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130730-20130819
20150729-20151118
調査面積(㎡)
128
1744
調査原因 駐車場整備工事
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物跡
土坑
掘立柱建物跡
方形竪穴遺構
主な遺物
土師器
石製品
須恵器
磁器
特記事項 竪穴建物跡5棟、土坑10 基、ピットを多数を確認(1次)。竪穴建物跡7 棟、方形竪穴遺構1棟、掘立柱建物跡6棟、柱列2列、性格不明遺構2基、土坑24 基、溝跡8条、堀跡1条、ピット多数を確認(2次)。
要約  熊野遺跡は、低丘陵の頂部から裾部にかけて立地する古墳時代、飛鳥時代、平安時代、中世の集落跡である。
 2次にわたる調査で、竪穴建物跡が12 棟、中世の方形竪穴遺構が1棟、掘立柱建物跡が6棟、柱穴列が2列、性格不明遺構が2基、土坑が34 基、溝跡が8条、堀跡が1条検出された。遺物としては縄文土器、弥生土器、土師器、須恵器、赤焼土器、青磁、石器、石製品が出土した。
 古墳時代では前期の竪穴建物跡から土器が比較的多く出土した。前期でも古い段階の土器群とみられ、当該期の新たな資料が加わった。飛鳥時代後半から平安時代前半では竪穴建物跡や掘立柱建物跡などが確認されたが、官衙施設の存在が明らかになりつつある原遺跡や付近に造営されている横穴墓群との関連が注目される。中世では鎌倉時代後半の方形竪穴遺構が確認されたが、宮城県内の当該遺構の性格・用途を検討する上で貴重な1例となった。

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