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嚮館跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22625
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22625
引用表記 気仙沼市教育委員会 2016 『気仙沼市文化財調査報告書8:嚮館跡』気仙沼市教育委員会
気仙沼市教育委員会 2016 『嚮館跡』気仙沼市文化財調査報告書8
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書名 嚮館跡
発行(管理)機関 気仙沼市 - 宮城県
書名かな むかいたてあと
副書名 防災集団移転促進事業・災害公営住宅整備事業(大谷地区)に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 気仙沼市文化財調査報告書
シリーズ番号 8
編著者名
編集機関
気仙沼市教育委員会
発行機関
気仙沼市教育委員会
発行年月日 20160728
作成機関ID 04205
郵便番号 988-0037
電話番号 0226-22-3442
住所 気仙沼市魚市場前1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 嚮館跡
遺跡名かな むかいたてあと
本内順位
遺跡所在地 宮城県気仙沼市本吉町長根
所在地ふりがな みやぎけんけせんぬましもとよしちょうながね
市町村コード 04205
遺跡番号 62035
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 384917
東経(世界測地系)度分秒 1413408
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.821388 141.568888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140701-20140806
20140901-20141225
調査面積(㎡)
2184
5697
調査原因 防災集団移転促進事業・災害公営住宅整備事業(大谷地区)
遺跡概要
種別
集落
城館
経塚
時代
縄文
古代(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物跡2
掘立柱建物跡5
竪穴状遺構2
貯蔵穴13
落とし穴4
集石土坑2
土坑
ピット
井戸跡2
柵列6
経塚1
主な遺物
縄文土器
石器
土製品
土師器
陶磁器
古銭
金属製品
特記事項 種別:集落 屋敷 経塚

主な時代:縄文早期 後期
要約 嚮館跡は宮城県北東部の太平洋沿岸の丘陵地に位置し、中世の屋敷地と周知されていた。東日本大震災による防災集団移転促進事業に伴う発掘調査により、縄文時代、古代、近世の遺構が確認された。縄文時代は後期前葉の遺構が主体で、SX13包含層から出土した遺物が全体の8割を占めている。この他、竪穴状建物跡、貯蔵穴、落とし穴などが見つかり、早期末の遺構も見つかっている。近世は、掘立柱建物跡や竪穴状遺構、柵列、経塚などが確認された。仙台藩で本吉郡北方の大肝入を務めた小野寺宮内の屋敷跡を特定することはできなかったが、17世紀後半から18世紀にかけての陶磁器や古銭、金属製品などが発見された。特に、小野寺宮内が延宝7(1679)年に築造した経塚は、市内最古の礫石経であり、築造者が大肝入と判明した稀有な例のため、市内の集団移転事業では初の保存事例となった。

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