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御駒堂遺跡・堂の沢遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/19035
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.19035
引用表記 宮城県教育委員会 2016 『宮城県文化財調査報告書244:御駒堂遺跡・堂の沢遺跡』宮城県教育委員会
宮城県教育委員会 2016 『御駒堂遺跡・堂の沢遺跡』宮城県文化財調査報告書244
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書名 御駒堂遺跡・堂の沢遺跡
発行(管理)機関 宮城県教育委員会 - 宮城県
書名かな おこまどう いせき・どうのさわ いせき
副書名 一般国道4号線築館バイパス関連遺跡調査報告
巻次 3
シリーズ名 宮城県文化財調査報告書
シリーズ番号 244
編著者名
編集機関
宮城県教育委員会
発行機関
宮城県教育委員会
発行年月日 20161222
作成機関ID 04000
郵便番号 9808423
電話番号 0222113684
住所 宮城県仙台市青葉区本町3-8-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 御駒堂遺跡
遺跡名かな おこまどういせき
本内順位 1
遺跡所在地 宮城県栗原市志波姫堀口御駒堂
所在地ふりがな みやぎけんくりはらししわひめほりぐちおこまどう
市町村コード 042137
遺跡番号 49014
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 384436
東経(世界測地系)度分秒 1410219
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.743333 141.038611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090525-20090603
20101020-20101026
20120904-20120918
20131111-20131128
20140121-20140130
20140707-20141003
20150420-20150602
調査面積(㎡)
8630
調査原因 国道4号線築館バイパス工事
遺跡概要
種別
集落
時代
旧石器
縄文
奈良
江戸
主な遺構
石器集中地点1
遺物包含層2
陥し穴22
竪穴住居跡9
掘立柱建物跡8
井戸跡7
墓跡17
土塁1
空堀1
主な遺物
旧石器
縄文土器
土師器
須恵器
陶磁器
鉄製品
特記事項 8世紀前葉に形成された坂東からの移民集落を調査し、同時代の住居が東西1,500 m、南北400 mの遺跡全体に分布することを確認。また、8世紀中葉から後半の火災住居1軒から、集落への普及段階の墨書土器やロクロ土師器が出土した。
遺跡名 堂の沢遺跡
遺跡名かな どうのさわいせき
本内順位 2
遺跡所在地 宮城県栗原市志波姫堂の沢
所在地ふりがな みやぎけんくりはらししわひめどうのさわ
市町村コード 042137
遺跡番号 49024
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 384449
東経(世界測地系)度分秒 1410210
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.746944 141.036111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20131105-20131114
調査面積(㎡)
620
調査原因 国道4号線築館バイパス工事
遺跡概要
種別
集落
時代
古代(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
水田跡
溝跡
主な遺物
なし
特記事項 主な時代:古代 近世以降

遺跡範囲の西側を調査した結果、近世以降の水田跡や溝跡などを検出したが、中世以前の遺構・遺物は確認できなかった。このため、遺跡の範囲は東へ縮小すると考えられた。
要約  国道4号線築館バイパス工事に先立ち、平成21 〜27 年度に実施した御駒堂遺跡と堂の沢遺跡の発掘調査報告書である。後者は、中世以前の遺構・遺物が出土しなかったことから、本発掘調査の必要なしと判断した。前者では8世紀前葉の移民集落跡を発見し、坂東北西部と南部から移民が行われたこと、集落は東西1,500 m、南北400 mの遺跡全体に営まれたことを確認した。住居の総数は300 軒を超えるとみられる。また、8世紀中葉から後半の火災住居跡から、同時期の一般集落で数が少ない墨書土器やロクロ土師器が出土した。こうした遺物は、伊治城との関係性の深さを示しており、住居は宝亀11 年(780)の伊治公呰麻呂の乱で襲撃され、焼失した可能性が考えられた。

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