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多賀城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138835
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138835
引用表記 宮城県多賀城跡調査研究所 2020 『宮城県多賀城跡調査研究所年報2019:多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所
宮城県多賀城跡調査研究所 2020 『多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所年報2019
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書名 多賀城跡
発行(管理)機関 宮城県多賀城跡調査研究所 - 宮城県
書名かな たがじょうあと
副書名 第93次調査
巻次
シリーズ名 宮城県多賀城跡調査研究所年報
シリーズ番号 2019
編著者名
編集機関
宮城県多賀城跡調査研究所
発行機関
宮城県多賀城跡調査研究所
発行年月日 20200625
作成機関ID 04000
郵便番号 9850862
電話番号 0223680102
住所 宮城県多賀城市高崎1丁目22-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 多賀城跡 第93次調査
遺跡名かな たがじょうあと
本内順位
遺跡所在地 宮城県多賀城市市川・浮島
所在地ふりがな みやぎけんたがじょうしいちかわ・うきしま
市町村コード 04209
遺跡番号 004
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 381824
東経(世界測地系)度分秒 1405918
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.306666 140.988333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190522-20200327
調査面積(㎡)
300
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
奈良
平安
主な遺構
築地塀
材木塀
整地層
切り通し状遺構
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
中世陶器
均整陶器
転用砥
鉄製品
鉄滓
石器
特記事項 第Ⅲ期以降の門と築地塀、材木塀を検出
要約 外郭西辺における区画施設の変遷と各時期の構造を確認すること、区両施設に伴う遺構を把握することを目的に本調査を行った。 その結果、以下の成果を得た。
① A~G期の遺構の変遷を確認した。 A期は第I1期以前の可能性がある整地層、 B期は第11I期の外郭区画施設である材木塀とそれに伴う整地層、 C期は第m期の掘立式八脚門と整地層、外郭区画施設である築地塀、 D期は第III~W期の切り通し状遺構、 E•F期は第w期の礎石式八脚門と築地塀、G期は古代以降の溝である。
② 外郭区両施設については、第II期に遡る遺構を確認することは出来なかったが、第III期の材木塀と第 III·N期の築地塀を検出した。 また、第11I~W期に外郭西辺の築地塀を切り通す遺構を検出した。 その特殊性から貞観11(869)年の陸奥国大地震による城内の復1日 ・ 復興作業に関わる通路と推定した。
③ 区両施設に伴う遺構については、 新たに外郭西北門を発見した。「月は八脚門で、2時期の変遷があり、掘立式から礎石式に建て替えられている。 掘立式八脚門は第11I期で、多賀城跡でこれまでに確認されている八脚門の中で最も規模が小さい。 礎石式八脚門は第w期で、同時期の外郭各門と同規模と推定される。これにより、第11I期以降の多賀城の外郭西辺には、西門と西北門の南北2箇所に門が設置されていたことが判明した。

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