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上代川遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70323
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70323
引用表記 公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2020 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書713:上代川遺跡発掘調査報告書』国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所他
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2020 『上代川遺跡発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書713
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書名 上代川遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな かみしろかわいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 三陸沿岸道路建設事業関連遺跡発掘調査
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 713
編著者名
編集機関
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所
公益財団法人岩手県文化振興事業団
発行年月日 20200313
作成機関ID
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上代川遺跡
遺跡名かな かみしろかわいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県九戸郡野田村大字玉川第5地割地内
所在地ふりがな いわてけんくのへぐんのだむらおおあざたまかわだい5ちわりちない
市町村コード 03503
遺跡番号 JG61-2057
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 400502
東経(世界測地系)度分秒 1414923
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.083888 141.823055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160406-20161208
調査面積(㎡)
8000
調査原因 三陸沿岸道路建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑
陥し穴状遺構
土器埋設遺構
遺物包含層
竪穴住居跡
焼土遺構
製鉄工房跡
鍛冶遺構
木炭焼成遺構
排滓場
溝跡
砂鉄集中範囲
墓坑
主な遺物
縄文土器
耳栓
土偶
スタンプ形
石刀
石器
弥生土器
土師器
土製紡錘車
羽口
炉壁
鉄滓
砂鉄
鉄床石
炭化材
陶磁器
人骨
煙管
火打ち金
玩具
鬢鏡
寛永通寶
特記事項 ・調査事例の少ない沿岸北部地域で見つかった中期前半~後期中葉にかけて営まれた集落跡
・11世紀中頃から13世紀前半の大規模な鉄生産関連遺構群
・16世紀の遺物が出土
要約  今回の調査から、縄文・弥生・古代末~中世・近世の各期の遺構・遺物が確認された。特に、弥生時代中期前半~後期中葉の集落は、これまで調査事例が少なかった沿岸北部地域の該期を知る上で大きな手がかりとなった。竪穴住居跡は重複から1時期に5~6棟が営まれたと見られ、何世代かに亘って小規模な集落が形成されたと考えられる。また、平安時代後期~鎌倉時代前期の鉄生産と木炭生産に関連する遺構群は、中央谷部分を中心とするすべての遺構を確認することができた。製鉄工房跡と木炭焼成遺構は同形状、同配置をすることから短期間に連続して操業されたと考えられる。砂鉄採集から木炭生産、製錬~精錬工程の鉄生産までの一連の工程を知ることができる単一時期の生産遺跡である。

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