URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/62841
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引用表記 |
青森県埋蔵文化財調査センター 2008 『青森県埋蔵文化財調査報告書449:坪毛沢(1)遺跡2・柴山(1)遺跡2・大坊頭遺跡・赤平(1)遺跡・赤平(2)遺跡2』青森県教育委員会
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青森県埋蔵文化財調査センター 2008 『坪毛沢(1)遺跡2・柴山(1)遺跡2・大坊頭遺跡・赤平(1)遺跡・赤平(2)遺跡2』青森県埋蔵文化財調査報告書449
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wikipedia 出典テンプレート :
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ファイル |
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書名 |
坪毛沢(1)遺跡2・柴山(1)遺跡2・大坊頭遺跡・赤平(1)遺跡・赤平(2)遺跡2 |
発行(管理)機関 |
青森県埋蔵文化財調査センター
- 青森県
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書名かな |
つぼけさわ(1)いせき2・しばやま(1)いせき2・だいぼうがしらいせき・ あかひら(1)いせき・あかひら(2)いせき2 |
副書名 |
東北新幹線建設事業に伴う遺跡発掘調査報告 |
巻次 |
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シリーズ名 |
青森県埋蔵文化財調査報告書 |
シリーズ番号 |
449 |
編著者名 |
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編集機関 |
青森県埋蔵文化財調査センター
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発行機関 |
青森県教育委員会
|
発行年月日 |
20080331 |
作成機関ID |
022012 |
郵便番号 |
0300042 |
電話番号 |
0177885701 |
住所 |
青森市大字新城字天田内152-15 |
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
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資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) |
所蔵大学(NCID) |
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JP番号 |
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他の電子リソース |
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備考 |
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所収論文 |
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所収遺跡 |
遺跡名 |
坪毛沢(1)遺跡 |
遺跡名かな |
つぼけさわ(1)いせき |
本内順位 |
1 |
遺跡所在地 |
六戸町大字犬落瀬字坪毛沢25-48外 |
所在地ふりがな |
ろくのへまちおおあざいぬおとせあざつぼけさわ25-48ほか |
市町村コード |
02405 |
遺跡番号 |
44014 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
403718 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1412031 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
40.621666 141.341944
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20060424-20060630
|
調査面積(㎡) |
2500
|
調査原因 |
東北新幹線建設事業 |
遺跡概要 |
種別 |
その他
|
時代 |
縄文
|
主な遺構 |
土坑 2
溝状土坑 3636
|
主な遺物 |
土器
石器
|
特記事項 |
遺跡名かな:つぼけさわかっこいちいせき |
種別 |
集落
|
時代 |
平安
|
主な遺構 |
溝跡 3
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
|
|
遺跡名 |
柴山(1)遺跡 |
遺跡名かな |
しばやま(1)いせき |
本内順位 |
2 |
遺跡所在地 |
六戸町大字犬落瀬字柴山55-14外 |
所在地ふりがな |
ろくのへまちおおあざいぬおとせあざしばやま55-14ほか |
市町村コード |
02405 |
遺跡番号 |
44018 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
403715 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1412036 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
40.620833 141.343333
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20060424-20060630
|
調査面積(㎡) |
3500
|
調査原因 |
新幹線建設事業 |
遺跡概要 |
種別 |
散布地
その他
|
時代 |
縄文
|
主な遺構 |
溝状土坑 6
|
主な遺物 |
土器
石器
|
特記事項 |
遺跡名かな:しばやまかっこいちいせき |
種別 |
その他の生産遺跡
散布地
|
時代 |
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
|
主な遺構 |
性格不明遺構 12
土坑 1
|
主な遺物 |
土師器
|
特記事項 |
|
|
遺跡名 |
大坊頭遺跡 |
遺跡名かな |
だいぼうがしらいせき |
本内順位 |
3 |
遺跡所在地 |
東北町大字大浦字大坊頭72-31外 |
所在地ふりがな |
とうほくまちおおあざおおうらあざだいぼうがしら72-31ほか |
市町村コード |
02408 |
遺跡番号 |
46024 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
404204.3 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1411216.8 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
40.701194 141.204666
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20060704-20060929
|
調査面積(㎡) |
1100
|
調査原因 |
新幹線建設事業 |
遺跡概要 |
種別 |
散布地
その他
|
時代 |
縄文
|
主な遺構 |
溝状土坑 24
|
主な遺物 |
土器
石器(尖頭器・石錐・削器ほか)
|
特記事項 |
草創期の遺物が出土した。 |
種別 |
集落
|
時代 |
飛鳥白鳳
|
主な遺構 |
竪穴建物 1
土坑 4
性格不明遺構 2
|
主な遺物 |
土師器
石器
|
特記事項 |
|
|
遺跡名 |
赤平(1)遺跡 |
遺跡名かな |
あかひら1いせき |
本内順位 |
4 |
遺跡所在地 |
東北町大字新舘字赤平31-2外 |
所在地ふりがな |
とうほくまちおおあざにいだてあざあかひら |
市町村コード |
02408 |
遺跡番号 |
46025 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
404217 |
東経(日本測地系)度分秒 |
1411141 |
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
40.7074 141.1912
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20061003-20061026
|
調査面積(㎡) |
2300
|
調査原因 |
東北新幹線建設事業 |
遺跡概要 |
種別 |
その他
|
時代 |
旧石器
縄文
|
主な遺構 |
炭化物集中 1
砕片集中 2
|
主な遺物 |
土器
石器(石刃・掻削 器・尖頭器・石刃核ほか)
|
特記事項 |
遺跡名かな:あかひらかっこいちいせき |
種別 |
その他
|
時代 |
縄文
|
主な遺構 |
溝状土坑 3
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
|
種別 |
散布地
|
時代 |
弥生
|
主な遺構 |
|
主な遺物 |
土器
|
特記事項 |
|
種別 |
集落
|
時代 |
平安
|
主な遺構 |
竪穴建物 2
溝跡 3
|
主な遺物 |
土師器
|
特記事項 |
|
|
遺跡名 |
赤平(2)遺跡 |
遺跡名かな |
あかひら(2)いせき |
本内順位 |
5 |
遺跡所在地 |
東北町大字新舘字赤平20外 |
所在地ふりがな |
とうほくまちおおあざにいだてあざあかひら20ほか |
市町村コード |
02408 |
遺跡番号 |
46026 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
404221 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1411139 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
40.705833 141.194166
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20061003-20061026
|
調査面積(㎡) |
275
|
調査原因 |
東北新幹線建設事業 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
その他
|
時代 |
平安
|
主な遺構 |
竪穴建物 1
|
主な遺物 |
土師器
須恵器
|
特記事項 |
遺跡名かな:赤平(2)いせき |
種別 |
墓
|
時代 |
近世(細分不明)
近代(細分不明)
|
主な遺構 |
土坑 46
|
主な遺物 |
陶磁器
煙管
簪
櫛
鉄製品
矢立
銭貨
|
特記事項 |
|
|
|
要約 |
・坪毛沢(1)遺跡 縄文時代の溝状土坑が検出され、重複関係から2時期にわたる利用が判明した。中でも平面形が幅広を呈する一群の検出が特筆される。規模が他のものに比べて大きく対象動物の違いが想定される。 ・柴山(1)遺跡 縄文時代・古代の遺物が出土しているが、ごく少量のため、居住域の様相は呈さない。時期や機能決定に問題は残るが、溝状土坑の存在から狩猟場としての性格が推定される。また、多数検出された盛土・溝を伴う性格不明遺構については、近世後半に経営された木崎野牧に近接することから、野馬除け土手との関連を視野に入れ、類例の検討が必要である。 ・大坊頭遺跡 縄文時代の溝状土坑と飛鳥時代の竪穴住居跡が検出された。竪穴住居跡は出土遺物から7世紀中葉のものと考えられる。当該地域では初の検出であり、今後の資料の増加によって当該期の様相が明らかになると考えられる。 ・赤平(1)遺跡 縄文時代草創期の遺物集中域で出土した石器の内容は、石刃技法を技術基盤とし、掻削器・彫器・尖頭器が組成されることから長者久保石器群に相当するものと考えられる。同一区内で出土した無文土器とともに、当該文化期の年代的位置づけに貢献することが期待される。また、石器が千曳浮石の下位で出土したという層位的事実、共伴炭化物の測定年代値は火山灰を介した編年にも貢献する。平安時代には、竪穴住居跡と溝跡が構築されている。隣接する赤平(2)・(3)遺跡で検出された大規模な集落域の外縁部にあたるものと考えられる。 ・赤平(2)遺跡 平安時代の竪穴住居跡と近世から近代にかけての土坑墓が検出された。土坑墓は、年代が推定できるものは近世後半から近代にかけてのものであり、当該期における埋葬形態、生活様式の一端が明らかとなった。 |