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外の沢(4)遺跡 外の沢(5)遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/69836
引用表記 青森県埋蔵文化財調査センター 2019 『青森県埋蔵文化財調査報告書600:外の沢(4)遺跡 外の沢(5)遺跡』青森県教育委員会
青森県埋蔵文化財調査センター 2019 『外の沢(4)遺跡 外の沢(5)遺跡』青森県埋蔵文化財調査報告書600
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ファイル
書名 外の沢(4)遺跡 外の沢(5)遺跡
発行(管理)機関 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
書名かな そとのさわ(4)いせき そとのさわ(5)いせき
副書名 県営外の沢地区通作条件整備事業に伴う遺跡発掘調査報告
巻次
シリーズ名 青森県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 600
編著者名
編集機関
青森県埋蔵文化財調査センター
発行機関
青森県教育委員会
発行年月日 20190311
作成機関ID 022012
郵便番号 0380042
電話番号 0177885701
住所 青森県青森市大字新城字天田内152-15
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 外の沢(4)遺跡
遺跡名かな そとのさわ(4)いせき
本内順位 1
遺跡所在地 青森県弘前市大字新岡字外ノ沢地内
所在地ふりがな あおもりけんひろさきしおおあざにいおかあざそとのさわちない
市町村コード 02202
遺跡番号 202453
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 403839
東経(世界測地系)度分秒 1402247
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.644166 140.379722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170704-20171102
調査面積(㎡)
1019
調査原因 通作条件整備事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物跡2
土坑15
堀立柱建物跡1
柱穴26
主な遺物
縄文土器(前期~後期)
石器
土製品
石製品
特記事項 縄文時代後期中葉~後葉の集落跡を検出した。竪穴建物跡は柱穴や炉の残りが良く、石冠が出土した。

遺跡名かな:そとのさわかっこよんいせき
種別
集落
時代
不明
主な遺構
溝跡6
主な遺物
特記事項
遺跡名 外の沢(5)遺跡
遺跡名かな そとのさわ(5)いせき
本内順位 2
遺跡所在地 青森県弘前市大字新岡字外ノ沢地内
所在地ふりがな あおもりけんひろさきしおおあざにいおかあざそとのさわちない
市町村コード 02202
遺跡番号 202454
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 403839
東経(世界測地系)度分秒 1402312
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.644166 140.386666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170704-20171102
調査面積(㎡)
1347
調査原因 通作条件整備事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物跡2
土坑3
焼土遺構1
柱穴31
捨て場1
盛土1
主な遺物
縄文土器
石器
土製品
石製品
特記事項 縄文時代前期中葉の集落跡を検出した。円筒下層b式期を主体とする捨て場と盛土を調査した。

遺跡名かな:そとのさわかっこごいせき
種別
集落
時代
平安
主な遺構
主な遺物
土師器
鉄滓
特記事項 10世紀以降と考えられる土師器と鉄滓が出土した。
種別
時代
不明
主な遺構
溝跡2
主な遺物
特記事項
要約  外の沢(4)遺跡・外の沢(5)遺跡は縄文時代を主体とする遺跡である。農道整備に伴う調査のため、調査区の幅が狭く、遺構・遺物の分布状況をみながら必要範囲を広げて調査した。
 外の沢(4)遺跡では、集落の中心部は調査区域外にあると考えられるが、縄文時代後期中葉~後葉の竪穴建物跡を2棟調査した。出土遺物は段ボール箱で計7箱である。
 外の沢(5)遺跡では農道がL字状に折れ曲がる位置にあったため、集落の中心部付近に縦横に調査区が設定される形になり、竪穴建物跡と捨て場、盛土を調査できた。捨て場は埋没沢に形成されており縄文時代前期中葉を主体とする遺物がまとまって出土した。盛土も縄文時代前期中葉のもので、捨て場より少し時期が古い。土器や炭化物を含む人為堆積層が確認できたが、後の水流に削られており不明な点が多い。出土遺物は段ボール箱で計128 箱である。出土遺物については、岩木山東麓の地域性を考えるうえで良好な資料となった。土器の出土量に比べて石器が少ないのが特徴的である。縄文時代前期の土器に使用されている枝回転文については、樹種の特定にまで至らなかったが、計測値等基礎的なデータを記録することができた。

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