奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41230 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132420 件
( 前年度比 + 1735 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147544 件
( 前年度比 + 2104 件 )
現在の文化財論文件数
120563 件
( 前年度比 + 1568 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

川原平(1)遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62066
引用表記 青森県埋蔵文化財調査センター 2017 『青森県埋蔵文化財調査報告書580:川原平(1)遺跡』青森県教育委員会
青森県埋蔵文化財調査センター 2017 『川原平(1)遺跡』青森県埋蔵文化財調査報告書580
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=岳|last=齋藤|first2=滋彦|last2=成田|first3=美香子|last3=岩井|first4=哲|last4=髙橋|first5=寬将|last5=中澤|first6=法聖|last6=最上|first7=洋|last7=岡本|title=川原平(1)遺跡|origdate=2017-03-24|date=2017-03-24|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/62066|location=青森県青森市新城大字天田内152-15|ncid=BB21291875|series=青森県埋蔵文化財調査報告書|volume=580}} 閉じる
ファイル
書名 川原平(1)遺跡
発行(管理)機関 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
書名かな かわらたい(1)いせき 
副書名 津軽ダム建設事業に伴う遺跡発掘調査報告
巻次 8(第1分冊/第2分冊)
シリーズ名 青森県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 580
編著者名
編集機関
青森県埋蔵文化財調査センター
発行機関
青森県教育委員会
発行年月日 20170324
作成機関ID
郵便番号 038-0042
電話番号 017-788-5701
住所 青森県青森市新城大字天田内152-15
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
第1分冊:自然科学分析/第2分冊:補遺・総括
所収論文
所収遺跡
遺跡名 川原平(1)遺跡
遺跡名かな かわらたい1いせき
本内順位
遺跡所在地 青森県中津軽郡西目屋村大字川原平字福岡地内
所在地ふりがな あおもりけんなかつがるぐんにしめやむらおおあざかわらたいあざふくおかちない
市町村コード 02343
遺跡番号 343009
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 403135
東経(世界測地系)度分秒 1401331
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.526388 140.225277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20030701-20030822
20110511-20111128
20130507-20131114
20140501-20141114
20150420-20150828
調査面積(㎡)
15790
調査原因 ダム建設事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
建物跡80
土坑44
石棺状配石3
配石遺構39
土器埋設遺構80
焼土遺構58
ピット3079
盛土遺構4
捨場6
主な遺物
土製品
石器
石製品
漆製品
木質遺物
骨角器
アスファルト
焼成粘土塊
鉱物(マンガンノジュール)
赤色顔料原礫
縄文土器(前期~晩期)
特記事項 ・後期後葉から晩期後葉にかけての大規模な集落跡で、盛土遺構や捨場から遺物が大量に出土している。
・後期末葉の石棺状配石、晩期前葉の日時計状組石遺構が検出されている。
・仁面付土器、動物意匠のある土器などが複数個体出土している。
・土偶、岩版、石製円盤、漆関連遺物、木質遺物などが多数出土している。

遺跡名かな:かわらたいかっこいちいせき
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器(?)
特記事項 主な時代:弥生(?)
種別
散布地
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
須恵器系陶器
特記事項
種別
散布地
時代
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶磁器
土器
銭貨
特記事項
要約  川原平(1)遺跡は西目屋村役場から南西約9㎞に位置し、岩木川右岸の河成段丘上に立地する。
 本書は川原平(1)遺跡に関するこれまでの発掘調査成果をまとめた最終報告書である。
発掘調査は2003・2011・2013~2015年度に実施され、建物跡・土坑・石棺状配石・配石遺構・土器埋設遺構・焼土遺構などの遺構が検出されている。また、盛土遺構や捨場からは、膨大な量の遺物が出土している。全調査年度における遺物箱数は、7457箱である。
 本遺跡では、縄文時代中期後葉と後期後葉~晩期後葉の集落跡が確認された。特に後期後葉~晩期後葉の時期には、岩木川上流域における中心的な集落跡であったと考えられる。集落の全体像としては、居住域の周囲に廃棄域、居住域・廃棄域と別地点に墓域が形成されていることが明らかとなった。
 土器は津軽地域における後期後葉~晩期編年の基準資料となる。石器は後期後葉~晩期の組成を知るための良好な資料である。西捨場で出土した籃胎漆器や堅櫛などの漆製品、箆形木製品や柱材などの木製品は、樹木・植物素材利用のあり方を知るうえで貴重な資料である。生漆が付着した土器や漆濾し布、赤色顔料の精製に関わる土器や石器は、集落内で漆製品が製作されていたことを示す資料である。
 また、多くの自然科学分析を実施し、通常の遺物の観察からだけでは引き出せない、集落が営まれた当時の周辺環境・食生活などの知見を得ることができた。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 388
ファイルダウンロード数 : 0

全国のイベント

外部出力