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発行機関一覧 (都道府県別) > 北海道 > 全域 > 厚真町上幌内4遺跡・上幌内5遺跡

厚真町上幌内4遺跡・上幌内5遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49475
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49475
引用表記 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2018 『公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター調査報告書345:厚真町上幌内4遺跡・上幌内5遺跡』公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2018 『厚真町上幌内4遺跡・上幌内5遺跡』公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター調査報告書345
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書名 厚真町上幌内4遺跡・上幌内5遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな あつまちょうかみほろない4いせきかみほろない5いせき
副書名 厚幌ダム建設事業埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 345
編著者名
編集機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20180326
作成機関ID
郵便番号 0690832
電話番号 0113863231
住所 北海道江別市西野幌685-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上幌内5遺跡
遺跡名かな かみほろない5いせき
本内順位 2
遺跡所在地 北海道勇払郡厚真町字幌内357-1・350ほか
所在地ふりがな ほっかいどうゆうふつぐんあつまちょうあざほろない357-1・350ほか
市町村コード 01581
遺跡番号 J-13-125
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 424700
東経(世界測地系)度分秒 1420101
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 42.783333 142.016944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130513-20130808
20150512-20151030
20160512-20161028
調査面積(㎡)
300
5012
9550
調査原因 厚幌ダム建設事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡
土坑
小土坑
Tピット
主な遺物
土器
石器
特記事項 多数のTピット
遺跡名 上幌内4遺跡
遺跡名かな かみほろない4いせき
本内順位 1
遺跡所在地 北海道勇払郡厚真町字幌内368-1ほか
所在地ふりがな ほっかいどうゆうふつぐんあつまちょうあざほろない368-1ほか
市町村コード 01581
遺跡番号 J-13-124
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 424619.2
東経(世界測地系)度分秒 1420032.8
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 42.772 142.009111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141001-20141030
20150512-20151030
20160512-20161028
調査面積(㎡)
900
907
300
調査原因 厚幌ダム建設事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
アイヌ文化期
主な遺構
焼土
礫集中
竪穴住居跡
土坑
Tピット
主な遺物
小刀
刀子
鉤状品
土器
石器
特記事項 縄文時代中期円筒土器上層a式 深鉢、縄文時代後期手稲式 注口土器
要約  上幌内4遺跡は、石狩低地帯の南東部、厚真川の上流部に位置する。山間部を流れる厚真川の左岸、標高71~73mの段丘上と北西側の斜面に立地する。平成26年(2014)~平成27年(2015)年度は台地平坦部を、平成28年(2016)年度は斜面部を調査した。本書は三年度分の報告書である。
 遺跡の時期は、縄文時代中期後半~後期前半が主体で、斜面部ではアイヌ文化期も確認した。
 アイヌ文化期は、柱穴・杭穴と焼土・礫集中等がみつかり、小刀、刀子等の鉄製品が出土した。
 縄文時代は、竪穴住居跡・土坑・Tピット・土器集中・フレイク集中等を調査した。竪穴住戸跡は楕円形で遺物は少ない。Tピットは概して溝状と楕円形があり、重複や近接する。土器集中は縄文時代早期、前期、中期、後期で、これ以外の遺構の多くは縄文時代中期後半~後期初頭である。縄文時代の遺物は、土器は後期が最も多く、ついで早期、中期である。復原個体では中期の円筒土器上層式と後期の手稲式の注口土器厚真町内では初の出土である。剥片石器は、石鏃、石槍、ナイフ、石錐、つまみ付きナイフ、スクレイパーがあり、礫石器は、磨製石斧、たたき石、すり石、北海道式石冠、砥石、石皿等がある。

 上幌内5遺跡は、石狩低地帯の南東側、厚真川町上流都に位置する。山間部を琉れる厚真川町左岸.線高83-85mの高位の段丘に立地する。遺跡の中央に無名の沢(「イタルイカ」)が流れこれの左岸をL地区、右岸をR地区とした。平成25(2013)・26(2014)の両年度で慨ねL地区も平成28(2016)年度には、R地区町広い範囲と、道道上幌内停車場織の下部分を調査した。本書は三年度分の報告である。
 遺構は竪穴住居跡1軒、土坑8基、小土坑1基を調査し、調査区全域から400基をこえるTピットがみつかった。これらの時期は縄文時代と考えられ溝状と楕円形または円形がある。これらは局所的に密集しているところも認められ重複や近接もあり、切り合いがみられる。
遺物は少なく、土器は中期・後期が多い。剥片石器は、石鏃、石槍、ナイフ、つまみ付きナイフ、スクレイパーがあり、礫石器は磨製石斧、たたき石、すり石、砥石、台石・石皿等がある.
厚真川上流に立地する遺跡は、山体を構成する堆積岩を石材とする礫石器やレキが多く出土する遺跡が多いが、本遺跡は比して点数が少ない.

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