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里仁墳墓群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/74994
引用表記 鳥取市文化財団 2017 『里仁墳墓群』鳥取市文化財団
鳥取市文化財団 2017 『里仁墳墓群』
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
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ファイル
書名 里仁墳墓群
発行(管理)機関 (公財)鳥取市文化財団 - 鳥取県
書名かな さとに ふんぼぐん
副書名 一般国道9号(鳥取西道路)の改築事業に伴う里仁1~3号墓、里仁55・56・60~62号墳の調査
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
鳥取市文化財団
発行機関
鳥取市文化財団
発行年月日 20170300
作成機関ID
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 里仁墳墓群
遺跡名かな さとにふんぼぐん
本内順位
遺跡所在地 鳥取市里仁、大桷
所在地ふりがな とっとりしさとに、だいかく
市町村コード 31201
遺跡番号 1-
北緯(日本測地系)度分秒 352943
東経(日本測地系)度分秒 1341058
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.4984 134.18
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180501-20151204
20160512-20160630
調査面積(㎡)
3400
調査原因 国道改築事業(鳥取西道路)
遺跡概要
種別
時代
弥生
主な遺構
弥生墳墓
主な遺物
鉄剣
鉄鏃切先
不明鉄製品
弥生土器
碧玉製管玉
磨石
特記事項 里仁1-3号墓
・1号墓墳丘斜面に貼石帯
・1号墓計42基の埋葬施設周囲に2,3号墓、木棺墓群が配置
・墓壙内破砕土器供献を確認
・北近畿系土器出土
種別
古墳
時代
主な遺構
方墳
円墳
主な遺物
刀子
鉄鏃
須恵器
土師器
ガラス小玉
特記事項 里仁55・56・60-62号墓
主な時代:中期・後期

須恵器の副葬と転用枕

要約 里仁墳墓群は、湖山池南東地域、野坂川左岸の北東方向へ延びる低丘陵に展開する墳墓群である。標高57mの丘陵頂部を占地する1号墓を中心に北東に2・3号墓が並び、これらの外縁に木棺墓群、56・60-62号墳画配置する。1号墓は弥生時代後期後半の長軸20.1mを測る方形貼石墓で、小規模な墓壙42基が重複する埋葬配置をとる。2号墓、3号墓と時期を追うごとに墳丘・墓壙の形状など定型化してく傾向が窺える。また、墓壙内破砕土器供献が確認されるとともに供献土器の中に北近畿系土器が一定量含まれることが注目される。56・60-62号墳は古墳時代後期中頃、須恵器を墓壙内に供献し、須恵器蓋杯を伏せて転用枕としている。特に62号墳ではセット関係の蓋杯2組を転用する稀な例である。里仁墳墓群の展開する枝状に延びる丘陵において、各時期で纏まりをもちながら小単位として展開していた様子が窺える。里仁29号墳や桷間1号墳等千代川左岸地域において大型前方後円墳が集中する市域だけに、平野部に展開する大桷遺跡の調査成果なども併せて地域として捉えていく必要がある。

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