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青森県における古代の馬利用 -林ノ前遺跡出土馬の動物考古学・同位体化学的研究-
Ancient horse usages in Aomori prefecture - Zooarchaeological and isotope analysis of ancient remains excavated from Hayashinomae site in Hachinohe city - .

植月 学 ( UETSUKI Manabu ) 覚張 隆史 ( GAKUHARI Takashi ) 浅田 智晴 ( ASADA Tomoharu )
ウマ遺体の分析によって林ノ前遺跡周辺で馬の生産がおこなわれていたことがより確実となった。馬は比較的大形で乗用とされており、一定の年齢になると屠畜、解体して肉用とし、腱の利用もおこなっていた。鍛冶炉や馬具を含む多量の鉄製品の出土も考え合わせれば、皮革加工もおこなわれ、馬具・甲冑のような金属と組み合わせた製品に加工された可能性が高い。その屠畜パターンは特に年齢構成の面で同時期の東国とは差異が認められ、このような独特のシステムがどのように形成されてきたのかが次の課題である。また、文献に見られるような良馬の貢納が実際に本地域から行われていたのか、今後ストロンチウム同位体分析なども組み合わせながら、他地域と比較していきたい。なお、本稿は2を浅田が、4を覚張・植月が、その他を植月が執筆した。
NAID :
都道府県 : 青森県
時代 平安
文化財種別 考古資料
遺跡種別 集落
遺物(材質分類) 皮革 自然物
学問種別 考古学
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2021-05-24
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この論文は下の刊行物の 51 - 65 ページ に掲載されています。

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