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土居尻

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130502
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130502
引用表記 松本市教育委員会 2022 『松本市文化財調査報告246:土居尻』松本市教育委員会
松本市教育委員会 2022 『土居尻』松本市文化財調査報告246
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書名 土居尻
発行(管理)機関 松本市 - 長野県
書名かな どいじり
副書名 松本城三の丸跡 : 長野県松本市 : 発掘調査報告書
巻次 第5次
シリーズ名 松本市文化財調査報告
シリーズ番号 246
編著者名
編集機関
松本市教育委員会
発行機関
松本市教育委員会
発行年月日 20220331
作成機関ID 20202
郵便番号 3908620
電話番号 0263343000
住所 長野県松本市丸の内3番7号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 松本城三の丸跡土居尻 第5次
遺跡名かな まつもとじょうさんのまるあとどいじり
本内順位
遺跡所在地 長野県松本市 大手2丁目8-18
所在地ふりがな ながのけんまつもとし おおて2ちょうめ
市町村コード 20202
遺跡番号 494
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 361412
東経(世界測地系)度分秒 1375802
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.236666 137.967222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140423-20141120
調査面積(㎡)
1177
調査原因 松本城南・西外堀整備事業および内環状北線整備事業
遺跡概要
種別
城館
時代
戦国
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
【西区】(18c後~幕末)
総堀
杭列
土塁基底部
【東区Ⅰ検】(19c前~明治時代)
建物跡 2軒
土坑 52基
ピット 36基
焼土範囲 3箇所
【東区Ⅱ検】(17c後~18c前)
水道遺構 2条
溝状遺構 1条
土坑 42基
ピット 35基
【東区Ⅲ検】(17c前~18c前)
溝状遺構 3条
土坑 24基
ピット 20基
【東区Ⅳ検】(16c)
溝状遺構 2条
土坑 12基
ピット 26基
【東区Ⅴ検】(9c後半)
溝状遺構 2条
土坑 5基
ピット 3基
主な遺物
【土器】
灯明皿
内耳鍋他
【陶磁器】
肥前産
瀬戸・美濃産
京都産
輸入磁器他
【木製品】
箸状木製品
漆器
漆工用具
下駄他
【石製品】
砥石
温石他
【金属製品】
小柄
煙管
銭貨他
特記事項
要約  調査地は、武家地であった松本城三の丸内の土居尻という地区に位置する。西区では、絵図に描かれているとおり西総堀の三の丸際法面と土塁基底部を検出し、その境界のテラスに打ち込まれた杭列が見つかった。東区は武家屋敷地内であり、Ⅰ~Ⅲ検で17世紀前半~幕末までの多くの遺構・遺物を確認した。16世紀代に帰属するⅣ検では、人形や斎串等の木製祭祀具が多く出土しており、松本城期以前に祭祀的空間が広がっていたことが判明した。また、Ⅴ検からは、三の丸跡範囲で初めて平安時代の遺構を確認することができた。

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