総括
内藤 京
( NAITO Miyako )
17~18世紀の城下町の一部で、建物跡とみられる石列や礎石列が確認された。遺構が希薄ではあるものの、安永3年の火災痕跡と思われる炭層が確認されたことは史料の裏付けとなる成果といえる。また、周辺での調査がこれまで行われていないため、事例が蓄積できたことは大きい。
内藤 京 2021「総括」 『彦根城下町遺跡第3次発掘調査報告書』彦根市埋蔵文化財調査報告
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/119600