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近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21167
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21167
引用表記 三重県埋蔵文化財センター 2015 『近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報』三重県埋蔵文化財センター
三重県埋蔵文化財センター 2015 『近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報』
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書名 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報
発行(管理)機関 三重県埋蔵文化財センター - 三重県
有償頒布・配布ページ https://dps-ec.com/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな きんきじどうしゃどうなごやこうべせん(よっかいちJCT~かめやまにしJCT)けんせつにともなうまいぞうぶんかざいはっくつちょうさがいほう
副書名
巻次 5
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
三重県埋蔵文化財センター
発行機関
三重県埋蔵文化財センター
発行年月日 20151000
作成機関ID
郵便番号 5150325
電話番号 0596521732
住所 三重県多気郡明和町竹川503
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
伊坂城跡 : 第6次調査
北山C遺跡 : 第5次調査
北山A遺跡 : 第6次調査
中野山遺跡 : 第13次調査
北山城跡 居林遺跡 : 第4次調査
小牧南遺跡 : 一次調査
椋ノ木遺跡 : 一次調査, 第2次調査
高ノ瀬遺跡 :一次調査
小社遺跡 : 第3次調査
所収論文
所収遺跡
遺跡名 伊坂城跡
遺跡名かな いさかじょうあと
本内順位 1
遺跡所在地 四日市市伊坂町
所在地ふりがな よっかいちしいさかちょう
市町村コード 24202
遺跡番号 246
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350225
東経(世界測地系)度分秒 1363723
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.040277 136.623055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140519-20150313
20140820-20150313
調査面積(㎡)
7875
2134
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
城館
時代
中世(細分不明)
主な遺構
城門(櫓門)
掘立柱建物
礎石建物
石つぶて遺構
井戸
土坑
溝等
犬走り状遺構
火葬土坑
主な遺物
土師器皿
土師器羽釜
土師器茶釜
陶器天目茶碗
陶器擂鉢
中国(明)の染付皿
火縄銃の玉
古銭
釘等
貝殻等
特記事項 北緯(世界測地系)35度02分25秒/35度02分23秒
東経(世界測地系)136度37分23秒/136度37分26秒
遺跡名 北山C遺跡
遺跡名かな きたやまCいせき
本内順位 2
遺跡所在地 桑名市志知
所在地ふりがな くわなししち
市町村コード 24205
遺跡番号 154
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350257
東経(世界測地系)度分秒 1363613
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.049166 136.603611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140418-20140929
調査面積(㎡)
9047
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
弥生
古墳
主な遺構
古墳
土壙墓
主な遺物
須恵器甕
須恵器はそう
須恵器高杯
須恵器杯蓋
土師器甕
土師器高杯
鉄製品
刀子
鎌等
石製品
勾玉
砥石等
円筒埴輪
家形埴輪
特記事項
遺跡名 北山A遺跡
遺跡名かな きたやまAいせき
本内順位 3
遺跡所在地 四日市市北山町
所在地ふりがな よっかいちしきたやまちょう
市町村コード 24202
遺跡番号 239
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350254
東経(世界測地系)度分秒 1363524
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.048333 136.59
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140623-20140806
調査面積(㎡)
756
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
主な遺構
竪穴住居
掘立柱建物
土坑
ピット
主な遺物
土師器
須恵器
石器
特記事項
遺跡名 中野山遺跡
遺跡名かな なかのやまいせき
本内順位 4
遺跡所在地 四日市市北山町
所在地ふりがな よっかいちしきたやまちょう
市町村コード 24202
遺跡番号 238
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350251
東経(世界測地系)度分秒 1363502
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.0475 136.583888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140418-20141125
調査面積(㎡)
6173
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
主な遺構
縄文後期ー土坑(袋状土坑など)
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
石器
特記事項
種別
時代
主な遺構
古墳後期~飛鳥ー竪穴住居
掘立柱建物
土坑(大型土坑など)
主な遺物
特記事項
種別
時代
主な遺構
中世ー墓
主な遺物
特記事項
遺跡名 北山城跡 居林遺跡
遺跡名かな きたやまじょうあと いばやしいせき
本内順位 5
遺跡所在地 四日市市北山町
所在地ふりがな よっかいちしきたやまちょう
市町村コード 24202
遺跡番号 237|584
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350250
東経(世界測地系)度分秒 1363453
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.047222 136.581388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140418-20141218
調査面積(㎡)
6948
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
奈良
平安
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居
掘立柱建物
土坑
ピット
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
石器
特記事項
遺跡名 小牧南遺跡
遺跡名かな こまきみなみいせき
本内順位 6
遺跡所在地 四日市市小牧町
所在地ふりがな よっかいちしこまきちょう
市町村コード 24202
遺跡番号 568
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350233
東経(世界測地系)度分秒 1363402
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.0425 136.567222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141208-20141209
調査面積(㎡)
165
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
飛鳥白鳳
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
特記事項
遺跡名 椋ノ木遺跡
遺跡名かな むくのきいせき
本内順位 7
遺跡所在地 菰野町池底
所在地ふりがな こものちょういけぞこ
市町村コード 24341
遺跡番号 135
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350153
東経(世界測地系)度分秒 1363109
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.031388 136.519166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140618-20140619
20150310-20150311
調査面積(㎡)
174
186
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
溝(落ち込み?)
攪乱
主な遺物
須恵器片
山茶椀片
近現代陶器
特記事項
遺跡名 椋ノ木遺跡
遺跡名かな むくのきいせき
本内順位 8
遺跡所在地 菰野町池底
所在地ふりがな こものちょういけぞこ
市町村コード 24341
遺跡番号 135
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350151
東経(世界測地系)度分秒 1363107
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.030833 136.518611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141016-20150113
調査面積(㎡)
791
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居
土坑
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
特記事項
遺跡名 高ノ瀬遺跡
遺跡名かな たかのせいせき
本内順位 9
遺跡所在地 鈴鹿市山本町
所在地ふりがな すずかしやまもとちょう
市町村コード 24207
遺跡番号 1342
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345741
東経(世界測地系)度分秒 1362747
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.961388 136.463055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140409
20141014-20141024
調査面積(㎡)
54
715
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
鎌倉
主な遺構
主な遺物
灰釉陶器片
土師器片
特記事項 包蔵地
遺跡名 小社遺跡
遺跡名かな こやしろいせき
本内順位 10
遺跡所在地 鈴鹿市小社町
所在地ふりがな すずかしこやしろちょう
市町村コード 24207
遺跡番号 1153
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345707
東経(世界測地系)度分秒 1362720
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.951944 136.455555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140418-20140812
調査面積(㎡)
2073
調査原因 近畿自動車道名古屋神戸線(四日市JCT~亀山西JCT)建設事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
井戸
土坑
柱穴
主な遺物
土師器
陶磁器
石製品
特記事項 包蔵地
要約 伊坂城跡 : 朝日丘陵の端部に位置する戦国時代の城館である。第6次調査は、本丸に相当する曲輪1の北半分、二の丸に相当する曲輪2のほぼ全面を中心に調査を行った。調査の結果、曲輪1において礎石を有する櫓門1棟、掘立柱建物4棟以上、井戸1基、曲輪3において石つぶて遺構1基、曲輪2において門1基、カマドの可能性を持つ土坑1基などを確認した。曲輪1、曲輪2の北側は斜面を急峻に削ることで守りを固めており、斜面の下端には平坦面が認められた。この平坦面(曲輪11~16)から麓へ斜面が続くが、この斜面については自然地形と判断できた。また、曲輪6、8、9の西端では自然地形の谷が南北方向に伸びていた。これらから第6次調査区の北側、西側には遺跡範囲が広がらないことが判明した。なお、東側に隣接ぢて第7次調査を実施した。出土した土器から、伊坂城は15世紀末~16世紀後半に築城され、16世紀後半まで城として機能していたことが考えられる。
北山C遺跡 : 第7次調査は、今年度調査を行った第6次調査の東側に位置し、第6次調査とは堀切により隔てられている。調査の結果、西区では第6次調査に隣接する平坦地において、掘立柱建物3棟・土坑・溝・柱穴を検出した。平坦地の北側には犬走り状の平坦地があり、第6次調査と第7次調査下段の平坦地をつなぐ通路として利用されたと考えられる。また、西区中央部では土壇状の高まりがあり、盛土により造成されていることが確認された。中区では、下層土坑と考えられる壁面が被熱により、硬化・赤変し、多量の炭化材を含む土坑を2基検出した。うち1基からは骨片が出土している。また、中央部には溝で囲まれた土壇状の高まりが確認されたが不明である。西区・中区の斜面部および東区では部分的に平坦地を確認したものの明確な遺構は確認できなかった。
北山A遺跡 : 桑名市南部を流れる員弁川の南岸、四日市市にかけて広がる丘陵上に位置する。今回の調査区は、平成25年度の第4次調査区の北端、東端と隣接する。調査の結果、新たに21基の方墳と1基の円墳を確認した。墳丘は削平され、大半の古墳は周溝を残すのみであったが、1基で主体部が残存しているのを確認し、そこから刀子が出土した。他の古墳においても周溝埋土から5世紀代の須恵器と土師器、また1基から埴輪が出土した。また、古墳時代の土壙墓が16基確認され、鉄製品および砥石、勾玉が出土した。
中野山遺跡 : 員弁川と朝明川に挟まれた丘陵上に立地している。今回の第6次調査では、土壙、ピットなどとともに、飛鳥時代から奈良時代にかけての竪穴住居2棟、掘立柱建物1棟が確認された。昨年度までに行われた第2次・第3次・第5次調査の結果と合わせると、北山A遺跡に営まれた飛鳥時代から奈良時代にかけての集落には、掘立柱建物が集中して建てられた地区があることが明らかになった。また中野山遺跡の調査結果とも合わせると、集落は、中野山遺跡の東部の集落と一連であると考えられる。
北山城跡 居林遺跡 : 第13次発掘調査では、縄文時代の土壙6基、古墳時代後期から飛鳥時代の竪穴住居15棟・掘立柱建物16棟・大型土坑7基、中世の墓などを確認した。遺構は、調査区東部に集中している。西部には見られないことから、中野山遺跡における集落の西端部と考えられる。縄文時代の袋状土坑を1基確認した。隣接する第9次・第12次調査区でも計6基確認しているが、類例の少ない遺構である。中から後期初頭の土器が出土した。弥生時代の竪穴住居などは見られないものの、ピットから弥生土器片が数点出土した。古墳時代後期から飛鳥時代竪穴住居や掘立柱建物の中には、方向を同じ西隣接するものが数棟見られた。出土した須恵器や土師器からも同時代の遺構と考えられ、計画的に建てられたことが想定された。
小牧南遺跡 : 3箇所の調査坑を設定したが、いずれの調査坑においても遺構・遺物ともに確認されなかった。(一次調査・174㎡)
椋ノ木遺跡 : 調査坑を4本(T1~T4:延長87m)設定して遺構・遺物の有無についての調査を行った。遺物はT2から須恵器片・山茶椀片が1点出土したが、大半は近現代の陶器片である。また、いずれの調査坑でも、攪乱と近現代の溝(落ち込み?)を確認したにとどまり、明確な遺構は確認されなかった。(一次調査・174㎡)調査坑を4本(T5~T8)設定して遺構・遺物の有無についての調査を行った。結果、T5・T6では造成土が広範囲に入っているのを確認し、T7・T8では近現代の耕作に伴うと思われる溝及び地表構造物の埋設物に伴う攪乱を認めた。いずれの調査坑でも遺構・遺物は確認されなかった。(一次調査・186㎡)
高ノ瀬遺跡 : 新名神高速道路建設に伴う集落排水管移設工事が行われるにあたって工事立会を行った。総延長54m、幅1mの範囲を調査したが、遺構、遺物ともに確認されなかった。(一次調査54㎡)調査坑を8本(T22~T29)設定し行ったが、安定した遺構検出面は確認されず、遺構の検出されなかった。遺物は、小片が少量出土したが、いずれも攪乱穴からである。(一次調査・715㎡)
小社遺跡 : 鍋川北岸に位置する。現況は標高153~155mの北西から南東に向かって傾斜する扇状地に立地し、現況は畑地である。調査の結果、A地区では近世以降と考えられる掘立柱建物1棟・溝・土坑・柱穴等を確認した。出土遺物は土師器(皿・羽釜・茶釜・焙烙)、瀬戸美濃産陶器(椀・皿・擂鉢)、常滑産陶器(甕・鉢)、青磁等の土器の他、五輪塔(火輪)・石臼等が出土している。


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