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長野県松本市 新井遺跡 第2次発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/15439
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.15439
引用表記 松本市教育委員会 2014 『松本市文化財調査報告214:長野県松本市 新井遺跡 第2次発掘調査報告書』松本市教育委員会
松本市教育委員会 2014 『長野県松本市 新井遺跡 第2次発掘調査報告書』松本市文化財調査報告214
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書名 長野県松本市 新井遺跡 第2次発掘調査報告書
発行(管理)機関 松本市 - 長野県
書名かな ながのけんまつもとし あらいいせき だい2じはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 松本市文化財調査報告
シリーズ番号 214
編著者名
編集機関
松本市教育委員会
発行機関
松本市教育委員会
発行年月日 20140331
作成機関ID 20202
郵便番号 3900874
電話番号 0263343000
住所 長野県松本市丸の内3番7号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 新井遺跡 第2次
遺跡名かな あらいいせき
本内順位
遺跡所在地 長野県松本市大字里山辺1796番1ほか
所在地ふりがな ながのけんまつもとしおおあざさとやまべ1796番1ほか
市町村コード 20202
遺跡番号 195
北緯(日本測地系)度分秒 361630
東経(日本測地系)度分秒 1380003
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.2781 137.9977
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110519-20120330
調査面積(㎡)
4455.16
調査原因 松本市新井北土地区画整理事業
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
平安
主な遺構
竪穴住居址185
掘立柱建物址6
土坑349
ピット376
主な遺物
【土器】
土師器
須恵器
黒色土器
灰釉陶器
緑釉陶器
【鉄製品】
刀子
鎌・釘
【石製品】
砥石
台石
つき臼
打製石斧
剥片
特記事項 ・古墳時代前期~平安時代の集落址の一部を調査した。竪穴住居址が重複し、掘立柱建物址は6軒以上確認される。古墳時代中期の住居址は調査区の東側にのみあり、隣接する堀の内遺跡との関連が推測される。
・各時代ごとに住居の分布域が異なり、時代ごとの変遷を追うことができる。
・平安時代の遺構からは鉄製品が多く出土し、35住出土の棒状鉄製品や110住の大型のカマド・台石等が小鍛冶の可能性を推測させる。
要約 ・新井遺跡は松本市街地から東部の山辺地区、薄川扇状地の扇央部に位置する。やや谷が開けた場所である。過去に第1次発掘調査が行われており、古墳時代後期から平安時代にかけての住居址と直角に屈曲する溝状遺構を検出している。今回の調査地点は第1次調査地点とは離れるため、集落の関係性は明らかではない。
・今回の調査は松本市新井北土地区画整理事業に伴う緊急発掘として実施された。発見された遺構の中心は竪穴住居址で、古墳時代前期~平安時代の住居址が185軒確認された。集落の時期が長いため、遺構の重複は激しいが、各時代ごとに分布の中心がある。古墳時代中期の住居址は5世紀代と考えられ、B東区の東に集中する。古墳時代後期にかけ住居数が増加し、西へ集落域が広がるようである。その後、さらに集落域を拡大し、平安時代の中ごろまで集落が継続的に営まれている。
・特殊な出土品として風字硯・緑釉陶器・滑石製勾玉・鏡形土製品などがある。
・今回の調査において、松本市東部の薄川扇状地の扇央部に大規模な集落が展開していることが判明した。周辺の遺跡と考え合わせると、古墳時代中期以降に扇央部の開発が始まり、古墳時代後期に定着し、発展する。その後も平安時代中期に至るまでの約600年間にわたり人々の生活が続いたことが明らかになった。扇央部への集落の進出、もしくは山辺谷における開発の歴史が明らかになる貴重な発掘成果となった。

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