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堀之内遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22663
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22663
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2014 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書2:堀之内遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2014 『堀之内遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書2
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書名 堀之内遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな ほりのうちいせき
副書名 南九州西回り自動車道建設(薩摩川内都IC~高江IC)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 2
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20140300
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995700574
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 堀之内遺跡
遺跡名かな ほりのうちいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県薩摩川内市青山町
所在地ふりがな かごしまけん さつませんだいし あおやまちょう
市町村コード 46215
遺跡番号 215-9-146
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 314653
東経(世界測地系)度分秒 1301713
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.781388 130.286944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20091116-20120717
調査面積(㎡)
15716
調査原因 南九州西回り自動車道建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑
集石
大型土坑状遺構
溝状遺構
主な遺物
接合資料
原礫
石核
ブランク
細石核
細石刃
折断剥片
ナイ フ形石器
剥片類
掻器
削器
彫器
二次加工剥片
三稜尖頭器など貝殻条痕文系土器
前平式土器
吉田式土器
石坂式土器
中原式土器
押型文土器
曽畑式土器
深浦式土器
阿高系土器
松山式土器
市来式土器
石鏃
磨石
敲石類
石匙
松木薗式土器
中津野式土器
東原式土器
白磁
青磁
青花
国産陶器
銅銭
土師器
特記事項
要約  堀之内遺跡は,旧石器時代~近世の複合遺跡である。
 旧石器時代では,在地の石材である上牛鼻産黒曜石を主体とし,玉髄や他地域で採取される黒曜石等から構成される多数の石器が出土した。上牛鼻産黒曜石製の石器は,原礫からブランク・石核・細石核及び剥片類は多数出土したが,そこから作成されたはずのツールがほとんど見られない。このことから,石器製作の原産地的様相を示す遺跡であると考えられる。また,長崎県の針尾産黒曜石製の「福井型細石核」が出土しており,その影響を受けて在地の石材で模倣している様子も観察された。北薩地域の旧石器時代を考える上で,貴重な資料である。
 縄文時代以降は近世に至るまで,連綿と遺物が出土するが,どの時期もまとまった出土ではないことから,本調査区はキャンプサイト的な場所として利用されたと考えられる。

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