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久米才歩行遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/88722
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.88722
引用表記 松山市教育委員会他 2015 『松山市文化財調査報告書175:久米才歩行遺跡』松山市教育委員会他
松山市教育委員会他 2015 『久米才歩行遺跡』松山市文化財調査報告書175
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書名 久米才歩行遺跡
発行(管理)機関 松山市 - 愛媛県
書名かな くめさいかちいせき
副書名 7次調査
巻次
シリーズ名 松山市文化財調査報告書
シリーズ番号 175
編著者名
編集機関
松山市教育委員会
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
発行機関
松山市教育委員会
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
発行年月日 20150313
作成機関ID 38201
郵便番号 7918032
電話番号 0899236363
住所 愛媛県松山市南斎院町乙67 番地6
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 久米才歩行遺跡7次調査
遺跡名かな くめさいかちいせき
本内順位
遺跡所在地 愛媛県松山市南久米町486 -1番地
所在地ふりがな えひめけんまつやましみなみくめまち486-1ばんち
市町村コード 38201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 334851
東経(世界測地系)度分秒 1324754
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.814166 132.798333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20010618-20010914
調査面積(㎡)
710.97
調査原因 宅地開発
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
奈良
鎌倉
南北朝
室町
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
土坑
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
陶磁器
石器
銭貨
特記事項 弥生前期末の竪穴建物を検出
要約  久米才歩行遺跡7次調査からは、縄文時代から中世に至る遺構や遺物を確認した。縄文時代の遺構は未検出であるが、弥生時代の遺構埋土中より晩期の土器片が数点出土した。弥生時代では、松山平野内でも検出事例の極めて少ない前期の竪穴建物を検出した。楕円形の建物址で前期末に時期比定される土器片が数多く出土した。また、同時期の土坑10 基も確認されている。古墳時代では、後期の掘立柱建物2 棟と溝1条、土坑10 基を検出した。周辺の調査においても、弥生時代前期や古墳時代後期の遺構が検出されており、該期には遺跡一帯に集落の存在していたことがわかる。また、古代や中世では南北方向に延びる溝を検出した。両者は真北方向を指向しており、何らかの施設に伴う溝の可能性がある。
 今回の調査では、これまでに久米才歩行遺跡として実施した、調査成果を補足する結果となり、久米官衙遺跡が展開する来住台地西方域における集落様相や変遷を解明するうえで、貴重な追加資料を得ることができた。

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