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野添大辻遺跡(第2次発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21166
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21166
引用表記 三重県埋蔵文化財センター 2015 『三重県埋蔵文化財調査報告363:野添大辻遺跡(第2次発掘調査報告』三重県埋蔵文化財センター
三重県埋蔵文化財センター 2015 『野添大辻遺跡(第2次発掘調査報告』三重県埋蔵文化財調査報告363
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ファイル
書名 野添大辻遺跡(第2次発掘調査報告
発行(管理)機関 三重県埋蔵文化財センター - 三重県
有償頒布・配布ページ https://dps-ec.com/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな のぞえおおつじいせき(だい2じ)はっくつちょうさほうこく
副書名 付:第1次調査自然科学分析/度会郡大紀町野添
巻次
シリーズ名 三重県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 363
編著者名
編集機関
三重県埋蔵文化財センター
発行機関
三重県埋蔵文化財センター
発行年月日 20150320
作成機関ID
郵便番号 5150325
電話番号 0596521732
住所 三重県多気郡明和町竹川503
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 野添大辻遺跡
遺跡名かな のぞえおおつじいせき
本内順位
遺跡所在地 度会郡大紀町野添
所在地ふりがな わたらいぐんたいきちょうのぞえ
市町村コード 244716
遺跡番号 a45
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342502
東経(世界測地系)度分秒 1362931
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.417222 136.491944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130417-20130726
調査面積(㎡)
1023
調査原因 主要地方道伊勢大宮線(野添工区)地方特定道路整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
井戸
土坑
粘土採掘坑
主な遺物
中世土器
陶磁器
瓦質土器(風炉)
特記事項
要約 当遺跡は、宮川中流域右岸の段丘上に立地する。調査の結果、室町時代の道路2条、戦国時代の掘立柱建物7棟・井戸1基などを確認した。道路は当地の幹線道である熊野脇道から派生する枝道であり、集落内の通行とともに屋敷地や耕地を区画するものだった。現在の野添集落は熊野脇道を中心に屋敷地が散在する塊村であるが、遅くとも15世紀には、これに類似した塊村状の集落が成立していたと推測される。出土遺物では、戦国時代の井戸から出土した瓦質風炉が特筆される。本例は、大和産(大和系)瓦質風炉であるが、足が乳足となる点で全国的にも極めて珍しい。乳足の瓦質風炉は、城下町や城館、寺院など、多数の茶器を保有する遺跡で出土する傾向があり、本調査地付近にも茶の湯の空間をもつ有力者の館や、小規模な草庵が存在した可能性が高い。自然科学分析は、14C年代測定(縄文早期の炉穴出土炭化材、土器付着物)、黒ボク土の土壌分析等を実施し、縄文早期の古環境に関するデータを得た。

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