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上り熊遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24500
引用表記 財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センタ− 2007 『山口県埋蔵文化財センター調査報告66:上り熊遺跡』財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センタ−
財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センタ− 2007 『上り熊遺跡』山口県埋蔵文化財センター調査報告66
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ファイル
書名 上り熊遺跡
発行(管理)機関 (公財)山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター - 山口県
書名かな あがりくまいせき
副書名
巻次 1
シリーズ名 山口県埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 66
編著者名
編集機関
財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センタ−
発行機関
財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20070325
作成機関ID
郵便番号 753-0073
電話番号 083-923-1060
住所 山口県山口市春日町3-22
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上り熊遺跡1
遺跡名かな あがりくまいせきいち
本内順位
遺跡所在地 山口県防府市大字台道
所在地ふりがな やまぐちけんほうふしおおあざだいどう
市町村コード 35206
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 340326
東経(日本測地系)度分秒 1312858
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.0605 131.4803
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070514-20071113
調査面積(㎡)
10,755
調査原因 ほ場整備
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡41棟
溝20条
井戸3基
土坑墓・木棺墓14基
土坑52基
柱穴約2700個
主な遺物
土師器
瓦質土器
陶磁器
土製品
石器・石製品
金属製品
貝製品
人骨
特記事項 大型建物を含む集落跡。特異な埋蔵の屋敷墓。窯跡と推測される焼土坑。縄文時代の土製耳飾。
要約 [上り熊遺跡1 要約]
標高約8mの台地先端部に立地する中世を主体とした集落跡であり、掘立柱建物跡41棟のほか溝・土坑・井戸・土坑墓などが検出された。集落は大型建物を中核として大別5期にわたって継続的に形成されており、棟方向や墓の頭位規制などにきわめて組織的統制のとれた集落構成の状況をうかがうことができる。また、地形的にほぼ完結した立地や検出遺構の配置状況等からみて、当時の集落構造を復元する上でも貴重な資料である。さらに、屋敷墓14基の中には頭部を欠如したものや、遺体を直接石で覆ったものなど特異な埋葬例が認められ、中世の埋葬習俗の多様なあり方をうかがう上で注目されよう。出土遺物は、中世の土師器・瓦質土器を中心とするが、旧石器時代から近世まで多岐にわたっており、長期にわたるこの台地での生活の痕跡をとどめている。特に縄文時代の土製耳飾の出土は県内でも数少ない類例として貴重である。

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