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萩焼長門深川古窯

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24511
引用表記 山口県教育委員会他 1987 『山口県埋蔵文化財調査報告102:萩焼長門深川古窯』山口県教育委員会
山口県教育委員会他 1987 『萩焼長門深川古窯』山口県埋蔵文化財調査報告102
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ファイル
書名 萩焼長門深川古窯
発行(管理)機関 山口県教育委員会 - 山口県
書名かな はぎやきながとふかわこよう
副書名 本窯発掘調査報告
巻次
シリーズ名 山口県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 102
編著者名
編集機関
山口県教育委員会
山口県埋蔵文化財センタ−
発行機関
山口県教育委員会
発行年月日 19870300
作成機関ID
郵便番号 753-0073
電話番号 083-923-1060
住所 山口県山口市春日町3-22
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 萩焼長門深川古窯
遺跡名かな はぎやきながとふかわこよう
本内順位
遺跡所在地 山口県長門市大字深川湯本字三ノ瀬
所在地ふりがな やまぐちけんながとしおおあざふかわゆもとあざそうのせ
市町村コード 35211
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 341918
東経(日本測地系)度分秒 1311033
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.3249 131.1734
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19861027-19861213
調査面積(㎡)
調査原因 圃場整備
遺跡概要
種別
時代
江戸
主な遺構
連房式登窯跡1基
物原1ヵ所
主な遺物
磁器(碗)
陶器(碗・皿・鉢・擂鉢・片口・壺・徳利・盃)
特記事項 現存する窯体は3度にわたり築き替えられており、また、窯体の直下で先行する2基の窯体の埋存を確認。物原調査により、焼成品の大部分は日用生活雑器であったことが判明。
要約 [萩焼長門深川古窯 要約]
昭和58~63年度にわたる萩焼長門深川古窯発掘調査の第4年次。発掘調査の対象は、地元で本窯と呼ばれている連房式登窯。窯体は、南東から北西方向に張り出す山脚を拓いて構築されている。天井部や壁体の多くはすでに損壊した現状にあるが、床面の遺存状況は良好で、大口と合計12房の焼成室からなる。燃焼構造は横狭間式で、第3~5房には天秤積みの焼成技法を示す円筒形窯道具がみられた。トレンチ調査の結果、窯体は、大きく3時期にわたり築き替えられており、また、その直下に先行する2基の窯体の存在が確認された。これにより、現在まで連綿と操業されてきた萩焼深川窯の系譜がみえてくることとなり、同時に、従来不明とされてきた文献史の空白部分を充足する多くの新知見が加えられた。

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