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千葉ニュータウン埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31490
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31490
引用表記 千葉県文化財センター 2000 『千葉県文化財センター調査報告392:千葉ニュータウン埋蔵文化財調査報告書』千葉県文化財センター他
千葉県文化財センター 2000 『千葉ニュータウン埋蔵文化財調査報告書』千葉県文化財センター調査報告392
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ファイル
書名 千葉ニュータウン埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな ちばにゅーたうんまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 印西市鳴神山遺跡3・白井谷奥遺跡
巻次 14
シリーズ名 千葉県文化財センター調査報告
シリーズ番号 392
編著者名
編集機関
千葉県文化財センター
発行機関
千葉県文化財センター
住宅・都市整備公団千葉地域支社千葉ニュータウン事業本部
発行年月日 20000331
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-422-8811
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 白井谷奥遺跡
遺跡名かな しろいたにおくいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県印西市戸神1043-5ほか
所在地ふりがな ちばけんいんざいしとがみ1043-5ほか
市町村コード 12231
遺跡番号 508
北緯(日本測地系)度分秒 354728
東経(日本測地系)度分秒 1400657
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.7943 140.1126
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19930601-19930825
19980701-19980831
調査面積(㎡)
2880
400
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
陥穴1
主な遺物
縄文土器
特記事項 鳴神山遺跡企に隣接する同一台地上の遺跡

種別:包蔵地
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
特記事項
種別
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居1
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
土製品
特記事項
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
地下式壙6
土坑21
溝1
主な遺物
青磁
特記事項
遺跡名 鳴神山遺跡3
遺跡名かな なるかみやまいせき3
本内順位
遺跡所在地 千葉県印西市戸神626-2ほか
所在地ふりがな ちばけんいんざいしとがみ626-2ほか
市町村コード 12231
遺跡番号 507
北緯(日本測地系)度分秒 354729
東経(日本測地系)度分秒 1400707
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.7946 140.1154
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19910201-19910330
19920401-19920630
19930401-19930615
19980810-19980930
調査面積(㎡)
3290
2600
3430
520
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
剥片
特記事項 墨書・線刻の文字・記号資料を多量に出土する。古代印旛郡フナ穂郷の中心的村落と考えられる。

種別:包蔵地
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
特記事項
種別
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
特記事項
種別
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居2
主な遺物
土師器
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
緑釉陶器
灰釉陶器
三彩陶器
金属製品
特記事項
種別
時代
主な遺構
地下式壙1
土壙墓1
土壙15
主な遺物
鉄鍋
短刀
青磁
常滑
銭貨
特記事項
要約 [白井谷奥遺跡 要約]
白井谷奥遺跡は印旛沼に注ぐ神崎川の支流、戸神川右岸の標高25mの台地上に立地する。鳴神山遺跡は同一遺跡である。。縄文時代は陥穴が1基検出された。遺物は遺構外から土器が出土した。土器の時期は早期条痕文系、前期浮島・興津式、中期阿玉台式、後期である。弥生時代は後期の竪穴住居1軒が検出された。奈良・平安時代の本遺跡は下総国印播郡舩穂郷の中心集落の一つである。前回に200軒以上の竪穴住居等の報告をしたが、今回はその続きで5軒の竪穴住居が検出された。同報告の鳴神山遺跡?と合わせると60軒近い。また道路状遺構1条・方形区画墓1基がある。集落全体の時期は8世紀初頭から10世紀前半までで、9世紀第2四半期頃が最も繁栄する。遺物は土師器・須恵器・灰釉陶器・土製品がある。土器のなかには墨書・線刻の文字・記号資料があり、長文墨書もみられる。中世は鳴神山遺跡?に隣接する地点で、地下式坑・長方形土坑等の遺構群が集中して検出され、青磁が出土した。墓域の可能性が高い。近世は溝状遺構が検出された。
[鳴神山遺跡3 要約]
鳴神山遺跡3は印旛沼に注ぐ神崎川の支流、戸神川右岸の標高25mの台地上に立地する。白井谷奥遺跡は同一遺跡である。旧石器時代は剥片2点が7層・9層から各々単独で出土した。縄文時代は陥穴が1基検出された。遺物は遺構外から土器・石鏃が出土した。土器の時期は早期撚糸文系、中期初頭・阿玉台式・勝坂式系・加曽利E式、後期堀之内式・加曽利B式である。弥生時代は遺構がなく、少量の後期土器片と紡錐車が出土した。古墳時代は竪穴住居2軒が検出され、土師器が出土した。奈良・平安時代の本遺跡は下総国印播郡舩穂郷の中心集落の一つである。前回に200軒以上の竪穴住居等の報告をしたが、今回はその続きで51軒の竪穴住居が検出された。また1条の道路状遺構がある。集落全体の時期は8世紀初頭から10世紀前半までで、9世紀第2四半期頃が最も繁栄する。遺物は土師器・須恵器・灰釉陶器・緑釉陶器・三彩陶器があり、土器のなかには墨書・線刻の文字・記号資料が多くみられる。鉄製品もかなり多い。中世は地下式坑・土坑墓等が検出され、鉄鍋・短刀・青磁・常滑・北宋銭が出土した。近世は道路状遺構・溝状遺構・炭窯が検出された。

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