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常磐自動車道遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/86709
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.86709
引用表記 福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2010 『福島県文化財調査報告書469:常磐自動車道遺跡調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2010 『常磐自動車道遺跡調査報告』福島県文化財調査報告書469
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書名 常磐自動車道遺跡調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな じょうばんじどうしゃどういせきちょうさほうこく
副書名 横大道遺跡
巻次 60
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 469
編著者名
編集機関
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興事業団
東日本高速道路株式会社東北支社相馬工事事務所
発行年月日 20100924
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2−16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 横大道遺跡
遺跡名かな よこだいどういせき
本内順位
遺跡所在地 福島県南相馬市小高区飯崎字横大道
所在地ふりがな ふくしまけんみなみそうましおだかくはんさきあざよこだいどう
市町村コード 072125
遺跡番号 00581
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373317
東経(世界測地系)度分秒 1405643
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.554722 140.945277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070510-20071221
20080406-20090206
20090415-20091120
20100208-20100210
調査面積(㎡)
13200
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
製鉄
時代
奈良
主な遺構
環状遺構1
製鉄炉跡5
廃滓場跡4
竪穴住居跡1
木炭窯跡26
溝跡3
土坑4
特殊遺構6
主な遺物
土師器
須恵器
通風管
羽口
炉壁
鉄塊
鉄滓
木炭
特記事項 直径20メートルほどの環状遺構(馬蹄形状のくぼ地)の中から、8世紀後半頃の製鉄炉跡(竪形炉)が集中して発見された。
環状遺構はその中央を掘削して造り出した人工的な地形で、くぼ地の内側に6基の竪形炉が配置されている。
このような製鉄炉郡のあり方については国内での調査事例がなく、本遺跡の様相は福島県の古代鉄生産の特色の一つを示すものと考えている。


種別
製鉄
時代
平安
主な遺構
製鉄炉跡2
鍛冶炉跡1
木炭窯跡5
土坑2
特殊遺構1
主な遺物
土師器
須恵器
通風管
羽口
炉壁
鉄塊
鉄滓
木炭
特記事項
種別
製鉄
時代
不明
主な遺構
溝跡5
土坑19
主な遺物
土師器
須恵器
通風管
羽口
炉壁
鉄塊
鉄滓
木炭
特記事項
種別
製鉄
時代
江戸
主な遺構
溝跡2
主な遺物
土師器
須恵器
通風管
羽口
炉壁
鉄塊
鉄滓
木炭
特記事項
要約 [横大道遺跡 要約]
横大道遺跡は、海岸線まで直線で6キロメートルほど離れた標高40〜50メートルほどの丘陵上に位置する。
平成19〜21年度の調査で7基の製鉄炉跡と4ヶ所の廃滓場跡が見つかっている。
これらは奈良時代後半から平安時代前半頃の製鉄関連遺構と考えられる。
このほかに本遺跡では地下式木炭窯跡を確認し、その数は30基を上回る。
これらは同一斜面地に密集して構築され、極めて短期間に操業がなされていたことを物語っている。 

※平成23(2011)年2月27日 横大道製鉄遺跡として国指定史跡に指定されています。

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