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発行機関一覧 (都道府県別) > 福島県 > 福島県教育委員会 > 阿武隈東道路遺跡発掘調査報告

阿武隈東道路遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23375
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23375
引用表記 福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2010 『福島県文化財調査報告書475:阿武隈東道路遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2010 『阿武隈東道路遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書475
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書名 阿武隈東道路遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな あぶくまひがしどうろいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 荻平遺跡(3次調査);小田原遺跡
巻次 3
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 475
編著者名
編集機関
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興事業団
国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所
発行年月日 20101126
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2−16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 荻平遺跡(3次調査)
遺跡名かな おぎだいらいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県相馬市山上字荻平
所在地ふりがな ふくしまけんそうましやまかみあざおぎだいら
市町村コード 07209
遺跡番号 00202
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374715
東経(世界測地系)度分秒 1404720
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.7875 140.788888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090413-20091218
調査面積(㎡)
8000
調査原因 道路(阿武隈東道路)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡28
土坑10
焼土遺構28
主な遺物
縄文土器
石器
石製品
特記事項 縄文時代前期初頭の集落跡を確認した。竪穴住居跡の形状は小判形が主流で、地床炉を伴うものが多い。竪穴住居跡の規模は、長軸長が4m前後のものが多いが、中には7mをこえる住居跡(SI64)も存在し、当該期集落の構成を考える上で大きな知見が得られた。
遺跡名 小田原遺跡
遺跡名かな こだのはらいせき
本内順位 2
遺跡所在地 福島県相馬市山上字小田原
所在地ふりがな ふくしまけんそうましやまかみあざこだのはら
市町村コード 07209
遺跡番号 00132
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374629
東経(世界測地系)度分秒 1405015
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.774722 140.8375
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090512-20091202
調査面積(㎡)
5400
調査原因 道路(阿武隈東道路)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
土坑3
焼土遺構4
溝跡2
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項 調査区中央部と東側に遺構・遺物が集中する。
調査区中央部では平安時代の鍛冶炉跡・竪穴住居跡・集石遺構と縄文時代の焼土遺構が、調査区東側では縄文時代晩期の土坑と溝跡が検出された。
遺物の出土範囲も両区域に集中する。
種別
集落
製鉄
時代
平安
主な遺構
鍛冶炉跡1
竪穴住居跡3
土坑1
集石遺構1
主な遺物
土師器
羽口
特記事項 種別:集落 生産遺跡
要約 [荻平遺跡(3次調査) 要約]
荻平遺跡は縄文〜平安時代の複合遺跡で、宇田川上流域の河岸段丘面突端部に立地する。
発掘調査は平成19年度から実施し、第1次調査では縄文時代中期初頭・平安時代の集落跡を確認している。
平成20年度の第2次調査では、縄文時代前期後葉の集落跡を確認し、長軸長約11mの大型住居跡を検出している。
また、平安時代の遺物として石帯が2個出土し、平安集落の性格・構成員等を考える上で重要な発見があった。
今回の第3次調査では、縄文時代前記初頭(花積下層式並行期)の集落跡を確認した。 
[小田原遺跡 要約]
小田原遺跡は相馬市西部の山間部に所在し、宇田川流域の河岸段丘上に位置する遺跡である。
遺跡中央より北部の5,400平米の範囲について調査を実施した。丘陵の裾に当たる部分で、全体的に北から南へ下る斜面である。
調査の結果、調査区中央部からは、平安時代の鍛冶炉跡と竪穴住居跡などが確認された。
鍛冶炉は鉄の精錬に関するもので、出土鉄滓の分析などから、隣接する小田原B遺跡との関連も示唆される。竪穴住居跡はこれに伴うものと思われ、短期間での建て替えが行われている。鉄生産に関する一連の遺構群と考える。
また、縄文時代の焼土遺構も集中して検出され、異なる時期での遺構の集中が見られる区域であった。
調査区東側からは、縄文時代晩期の土坑・溝跡が確認された。遺構内外から縄文土器が多く出土した。
土器の出土状況などから、調査区外の北側に該期の集落の存在が窺われる。
今回確認された遺構は、その縁辺部である可能性が高い。 

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