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川内遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131154
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131154
引用表記 山元町教育委員会 2018 『山元町文化財調査報告書16:川内遺跡』山元町教育委員会
山元町教育委員会 2018 『川内遺跡』山元町文化財調査報告書16
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=忠司|last=小淵|first2=貴生|last2=下山|title=川内遺跡|origdate=2018-03-31|date=2018-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131154|ncid=BB26141938|doi=10.24484/sitereports.131154|series=山元町文化財調査報告書|volume=16}} 閉じる
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書名 川内遺跡
発行(管理)機関 山元町 - 宮城県
書名かな かわうちいせき
副書名 土砂採取事業に係る発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 山元町文化財調査報告書
シリーズ番号 16
編著者名
編集機関
山元町教育委員会
発行機関
山元町教育委員会
発行年月日 20180331
作成機関ID 04362
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
ダウンロードファイル_1:表紙-p.291
ダウンロードファイル_2:写真図版-奥付
所収論文
所収遺跡
遺跡名 川内遺跡
遺跡名かな かわうちいせき
本内順位
遺跡所在地 宮城県亘理郡山元町坂元字上西谷地
所在地ふりがな みやぎけんわたりぐんやまもとちょうさかもとあざかみにしやち
市町村コード 04362
遺跡番号 14055
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375429
東経(世界測地系)度分秒 1405314
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.908055 140.887222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160601-20170331
調査面積(㎡)
19000
調査原因 土砂採取工事
遺跡概要
種別
製鉄
時代
奈良
平安
主な遺構
製鉄遺構
木炭窯跡
竪穴建物跡
掘立柱建物跡ほか
主な遺物
製鉄関連遺物
土師器
須恵器
鉄釘
特記事項 *長方形箱形炉、木炭窯跡、竪穴建物跡等を検出
*多量の製鉄関連遺物(鉄滓・鉄塊系遺物・羽口・炉壁)のほか墨書土器「山寺」出土
種別
散布地
時代
縄文
弥生
主な遺構
遺物集積
主な遺物
縄文土器
弥生土器
石器
特記事項 玦状耳飾出土
要約 川内遺跡は、山元町南部の丘陵上に所在する。縄文時代中期から弥生時代中期にかけての遺物包含層、古代の製鉄遺構、木炭窯跡、竪穴建物跡、掘立柱建物跡、柱穴列・柱穴、土坑等を調査した。
古代の製鉄遺構からは、総重量28tを超える製鉄関連遺物が出土した。製鉄遺構の構造は、踏鞴が付随する縦置きの長方形箱形炉1基、踏鞴が付随しない縦置きの長方形箱形炉2基、炉形不明1基である。成分分析の結果、砂鉄を始発原料とする製錬が行われていたことが明らかとなった。鍛冶関連遺物や鉄製品も出土しており、製鉄から鍛冶に至る一連の工程が行われていたことを確認できた。また、製鉄遺構の排滓場から「山寺」の墨書のある土師器坏が出土したことも注目される。
5基の木炭窯跡のうち1基では、最終操業時に焼成された木炭が窯体内にそのまま残されていた。1回の操業で生産された木炭の重量は、約380kgに達することが判明した。

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