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発行機関一覧 (都道府県別) > 宮城県 > 岩沼市 > 原遺跡第2次調査概要報告書

原遺跡第2次調査概要報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23146
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23146
引用表記 岩沼市教育委員会 2018 『宮城県岩沼市文化財調査報告書19:原遺跡第2次調査概要報告書』岩沼市教育委員会
岩沼市教育委員会 2018 『原遺跡第2次調査概要報告書』宮城県岩沼市文化財調査報告書19
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書名 原遺跡第2次調査概要報告書
発行(管理)機関 岩沼市 - 宮城県
書名かな はらいせきだいにじちょうさがいようほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 宮城県岩沼市文化財調査報告書
シリーズ番号 19
編著者名
編集機関
岩沼市教育委員会
発行機関
岩沼市教育委員会
発行年月日 20180331
作成機関ID 2000020042111
郵便番号 9892480
電話番号 0223221111
住所 宮城県岩沼市桜一丁目6-20
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 原遺跡
遺跡名かな はらいせき
本内順位
遺跡所在地 岩沼市南長谷字上原ほか
所在地ふりがな いわぬましみなみはせあざかみはらほか
市町村コード 042111
遺跡番号 15053
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20171101-20171228
調査面積(㎡)
349
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
集落
官衙
時代
古墳
奈良
平安
主な遺構
竪穴建物跡
掘立柱建物跡
柱穴跡
材木塀跡
溝跡
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
金属製品
石製品
特記事項 掘方規模の大きな柱穴跡、区画施設として材木塀跡を確認した。須恵器円面硯が複数個体出土している。


北緯(日本測地系)38度08分46秒
東経(日本測地系)140度85分20秒
要約  原遺跡が所在する岩沼市玉崎地区は、『延喜式』の「玉前駅家」、多賀城跡出土木簡の「玉前剗(関)」の比定地とされてきたが、平成28年度の圃場整備に伴う第1次調査で掘方規模の大きな柱穴跡、東海産と考えられる須恵器円面硯が出土し、その可能性が高まった。
 第2次調査では、第1次調査で発見された遺構群の西側への広がりと建物跡の規模・時期・性格などを確認するためのトレンチ調査を実施した。
 調査の結果、駅家や剗の存在を示す資料は得られなかったが、第1次調査以上に規模の大きな掘方を持つ柱穴跡や、区画施設と考えられる材木塀跡を確認した。遺構はさらに西側へと広がることも確認した。官衙関連施設としての重要性はさらに高まったと言える。
 出土遺物は須恵器円面硯のほか、東海産、および会津大戸窯産須恵器がある。また須恵器坏の底部外面に、原遺跡では初めてとなる墨書「方」が確認された。

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