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下野郷館跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23143
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23143
引用表記 岩沼市教育委員会 2018 『宮城県岩沼市文化財調査報告書20:下野郷館跡』岩沼市教育委員会
岩沼市教育委員会 2018 『下野郷館跡』宮城県岩沼市文化財調査報告書20
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書名 下野郷館跡
発行(管理)機関 岩沼市 - 宮城県
書名かな しものごうたてあと
副書名 五間堀川河川改修事業に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 宮城県岩沼市文化財調査報告書
シリーズ番号 20
編著者名
編集機関
岩沼市教育委員会
発行機関
岩沼市教育委員会
発行年月日 20181026
作成機関ID 2000020042111
郵便番号 9892480
電話番号 0223221111
住所 宮城県岩沼市桜一丁目6-20
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 下野郷館跡
遺跡名かな しものごうたてあと
本内順位
遺跡所在地 岩沼市下野郷字舘内ほか
所在地ふりがな いわぬまししものごうあざたてうちほか
市町村コード 042111
遺跡番号 15045
北緯(日本測地系)度分秒 380719.56
東経(日本測地系)度分秒 1405354.96
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.1251 140.8952
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130108-20170519
調査面積(㎡)
3986
調査原因 河川改修
遺跡概要
種別
集落
城館
時代
鎌倉
江戸
近代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡
掘立柱塀跡
井戸跡
護岸施設
溝跡
土坑
主な遺物
陶磁器
輸入磁器
石製品
木製品
金属製品
特記事項 船着き場と考えられる護岸施設を発見した。

主な時代:鎌倉時代 江戸時代 近現代
要約  下野郷館跡は、五間堀川と志賀沢川の合流点に位置する中世から近世の城館・屋敷跡である。遺跡の立地する場所は、五間堀川左岸に形成された自然堤防および仙台平野沿岸部に顕著に発達する浜提上に位置する。当地の中世期は文献史学的に空白地となっていたが、本調査で多数の中世遺構と遺物が発見され、特に区画溝から中世陶器が多く出土した。鎌倉時代を中心として、小河川の結節点の地に河川交通と物流を掌握する在地勢力が存在したことが考えられるようになった。
 近世は、17世紀前半~17世紀後半の掘立柱建物跡、井戸、区画溝と護岸施設が発見された。護岸施設は石積みと杭、横板等を組み合わせて構築したもので、志賀沢川旧流路から水路を引き込み船着き場として使用したものと考えられる。17世紀に名取郡矢野目300石を領有した佐藤氏・奥山氏の時期の遺構と考えられる。

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