六所家敷地内SE2出土陶磁器の様相
堀内 秀樹
六所家は、富士市今泉八丁目に位置し、明治初年まで東泉院という中世から続く寺院を経営していた。
SE2 は、平成 20 年度の調査により、敷地の北西部から確認された井戸跡である。同遺構からは近世後期の陶磁器を中心とした遺物群が出土している。本稿では、SE2 から出土した遺物群について、一括資料として当該地における消費、流通などの問題に言及でき得るものであると考え、これらを器種、生産地別に分類し、以降の分析の基礎データとする。
SE2 は、平成 20 年度の調査により、敷地の北西部から確認された井戸跡である。同遺構からは近世後期の陶磁器を中心とした遺物群が出土している。本稿では、SE2 から出土した遺物群について、一括資料として当該地における消費、流通などの問題に言及でき得るものであると考え、これらを器種、生産地別に分類し、以降の分析の基礎データとする。
堀内秀樹 2014「六所家敷地内SE2出土陶磁器の様相」 『六所家総合調査報告書』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/127210
