{ URL : "https://sitereports.nabunken.go.jp/14237", title : "寺山遺跡", transcription : "てらやまいせき", Subtitle : "広域基幹河川改修(園瀬川)事業関連埋蔵文化財発掘調査報告書", Volume : "第2分冊", seriesTitle : "徳島県埋蔵文化財センター調査報告書", Series Number : "70", creator : ["棚次, 美和子","久保脇, 美朗","濱, 徹","安倍, 崇志","宮本, 卓純","藤川, 智之","原, 芳伸"], dc_creator : ["財団法人徳島県埋蔵文化財センター"], publisher : ["徳島県教育委員会・財団法人徳島県埋蔵文化財センター"], date/issued : "20080331", Publisher ID : "", ZIP CODE : "779-0108", TEL : "088-672-4545", Aaddress : "徳島県板野郡板野町犬伏字平山86番2", Report Type : "埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等", NII Type : "Research Paper", NCID : ["BA8957989X"], JPNO : ["21565558"], Other Resource : [], Remark : ["本遺跡は、徳島市八万町寺山に所在し、国瀬川右岸の標高約4.5mの沖積地上に位置する。本遺跡の西 に位置する独立丘陵の「寺山」には、平安時代創建の金剛光寺が所在していたといわれ(『八万村史』 1935)ている地域である。調査の結果、古代寺院の存在を直接的に示す遺構・遺物は確認できなかった が、集落が金剛光寺のあったとされる寺山を中心に大きく発展していた様子がうかがえた。 なかでも中世(鎌倉~室町)の遺構面では、一括大量出土銭(埋納銭)が確認され、約3,700枚に及 ぶ銭貨の埋納状態を詳細に記録することができた。本県では発掘調査時に確認され、現地において詳細 な調査成果を得た初例である。 また古墳時代の竪穴住居跡が多数出土し、当該期の集落が展開していたことが確認された。眉山、園 瀬川を挟んだ対岸に位置する向寺山あるいは気延山など、園瀬川・鮎喰川流域に接した尾根上には多数 の古墳群が築造されており、それら古墳群を築造した集団との関係が注目される。"], }