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Prefecture List > 広島県 > 府中市 > 伝吉田寺跡

伝吉田寺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71909
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.71909
For Citation 府中市教育委員会 2019 『府中市埋蔵文化財調査報告29:伝吉田寺跡』府中市教育委員会
府中市教育委員会 2019 『伝吉田寺跡』府中市埋蔵文化財調査報告29
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File
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Title 伝吉田寺跡
Participation-organizations 府中市 - 広島県
Alternative でんよしだでらあと
Subtitle 平成30(2018)年度調査に関する報告
Volume
Series 府中市埋蔵文化財調査報告
Series Number 29
Author
Editorial Organization
府中市教育委員会
Publisher
府中市教育委員会
Publish Date 20190331
Publisher ID 34208
ZIP CODE 7260003
TEL 0847437180
Aaddress 広島県府中市元町1番地5
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 伝吉田寺跡
Site Name Transcription でんよしだでらあと
Order in book
Address 広島県府中市府中町237番1、237番16
Address Transcription ひろしまけんふちゅうしふちゅうちょう237ばん1、237ばん16
City Code 34208
Site Number 121
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 343438
East Longitude (WGS) 1331403
Dd X Y 34.577222 133.234166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180723-20181228
Research Space
150
Research Causes 保存目的調査
OverView
Site Type
社寺
Main Age
奈良
平安
Main Features
掘立柱建物跡1
礎石建物跡2
溝跡7
石列1
瓦集中部3
Main Foundings
土師器
須恵器
磁器
緑釉陶器
鉄釘
Remark 備後国府域内の古代寺院跡
Abstract 本書は、平成30年度の伝吉田寺跡発掘調査の成果をまとめたものである。
調査では、奈良時代から中世前期までの遺構、および変遷が確認された。調査区の南端で8世紀と11世紀頃の東西溝を確認した。南門が推定されていた付近であり、伝吉田寺跡の南を区画する何らかの施設に関係する溝の可能性が考えられる。調査区の北端で確認された建物跡は門の可能性が高く、8世紀後半に掘立柱建物だったものが、9世紀後半以降に礎石建物に建て替えられ、12世紀後半にもほぼ同じ位置で建て替えられたとみられる。門につらなる遮蔽施設は明確にできなかったが、築地の可能性が得られた。出土遺物として、伝吉田寺跡で初めて出土した重圏文系鬼瓦は、同系のものが備後国分寺や古代山陽道の駅家推定地(最明寺跡・前原遺跡)といった国府に関係するとみられる遺跡から出土している。軒瓦だけでなく鬼瓦からも国府との関係性が窺える。また、伝吉田寺跡の存続期間について、12世紀後半の礎石建物が確認されたことから、平安時代以降も長く存続した寺院であったことが明らかになった。

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